【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:久我有加/著 出版社名:新書館 シリーズ名:新書館ディアプラス文庫 159 発行年月:2007年05月 関連キーワード:ツキ モ ホシ モ ナイ シンシヨカン デイア プラス ブンコ 159 つき も ほし も ない しんしよかん でいあ ぷらす ぶんこ 159、 シンシヨカン シンシヨカン 3136 しんしよかん しんしよかん 3136、 シンシヨカン シンシヨカン 3136 しんしよかん しんしよかん 3136 突然、相方からコンビ解消を告げられた温。絶望的な気持ちで街をさまよっていたところ、やはり同じ日にコンビ解消を言い渡された秀永と遭遇する。共に売れない芸人同士。傷を舐めあうかのように、勢いで身体を重ねてしまう。翌朝、「おまえの初めての男になった責任をとりたい」と秀永が言い出し、二人でコンビを組んでみることになるが…!?関西弁BLの旗手、久我有加の本領発揮、お笑い芸人ものBL新作登場。
漫才に興味なくても全くOK!
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久我さんの、大阪弁である必要性のあるお話。「なんでやねん!」も好きですが、こちらも大好きです。
私は漫才には全く興味ないのですが、そういうの関係ないですね。とても面白く読めました。
漫才師としての才能も情熱も人一倍なのに、相手に恵まれなかった二人が、ドン底で出会ってからの紆余曲折を経たサクセスストーリー。
きっちりラブ話でもあります。温(受)にメロメロなメロの秀永(攻)や、メガネの使用を余儀なくされるちょっと不器用な温、二人とも好感が持てるキャラでした。
若い二人が、大好きな漫才に夢中で全力投球して、底辺の新人芸人からどんどん上に上がってゆく過程が素直に気持ちよいです。
この二人の栄えある未来をもっと読みたい!と思ったら続編も予定されているとか。そっちも楽しみ〜。
愛しくてならない男たちの登場です☆
★★★★★
誕生日にはひとつのショートケーキを二人で半分こ、
なけなしのビール1缶を二人で半分こという、BL界では数少ない極貧同士の二人。
ノンケ×バイであり、性格も容姿も正反対なのに、新人芸人の厳しい現実に挫けない真摯さや、
恋に対する純な心は全く同じ。
この二人が恋と芸を成長させていく様子は、等身大だからこそ私達の心をグイグイ惹きつけて止まないでしょう。
一気に読める、一押しの秀作です♪
シビアな面もありつつ、心和む漫才界BL
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売れない芸人の温は相方からコンビ解消を突きつけられ、同じ境遇の秀永と自棄酒した結果、寝てしまう。それを切っ掛けに二人でコンビを組むことになるが、元相方との間には感じなくなっていた漫才を作る楽しさを思い出し、心躍る温。ただスタート地点が「おまえの初めての男になった責任をとりたい」だったため、秀永との関係に折り合いがつけられず悩みはつきない。果たして二人のコンビは、そして二人の関係は……?
『なんでやねん!』(全2巻)の二人が、主人公達の憧れの先輩に当たる関西弁のお笑い芸人BL。漫才そのもののネタでなく、作成過程と二人の関係性がテンポよく展開するので抵抗なく読めました。強面ながら誠実な秀永と、真面目ゆえに自分に自信がもてない温が時にぶつかりながら少しずつ絆を深めていく様が、BLとしての面は弱いけれど楽しめました。
栗次郎書店
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芸人物です。売れる前から売れ始め・・・なんか色々大変そうでした。実際も大変なんだろうな~テレビをほとんど見ない私は今どのお笑いが人気なのか全く知らないんですが・・・成る程な~なんてここで感心してしまうくらい世界に入って読んでしまいました。面白かったです。
月下夜香
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私の大好きな『光の地図』や『なんでやねん!』の二人に通じる、愛しくて堪らない男たちの登場です。
誕生日にはひとつのショートケーキを二人で半分こ、なけなしのビール1缶を二人で半分こという、BL界では数少ない極貧同士の二人。ノンケ×バイであり、性格も容姿も対称的な温と秀永なのに、新人芸人の厳しい現実に挫けず夢を追う真摯さや、恋に対する純な心は全く同じ。この二人が等身大に恋と芸を育てて行く様子は、読み手の心をグイグイ惹き付けて止まないでしょう。
一気に読ませるオススメの逸品です☆
BLのとりこ
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突然、相方からコンビ解消を告げられた温(はる)。 絶望的な気持ちで町をさまよっていたところ、やはり同じ日にコンビ解消を言い渡された秀永と遭遇する。共に売れない芸人同士。傷を舐めあうように勢いで身体を重ねてしまう!? 翌朝、「お前の初めての男になった責任をとりたい」 と、秀永が言い出し二人でコンビを組むこととなるが…!? 【コメント】最悪の状況からスタートした二人が若手芸人として認められて第一歩を踏み出すまでの物語です。精悍な男前×薄めのかわいい系と対照的な二人ですが,恋人同士としてもコンビの相方としても雰囲気ピッタリで好みのカプでした♪ネタを作るときとかの二人の関西弁のやり取りも絶妙で面白かった。途中,上手くいっていたかに見えた二人の間にすれ違いが生じた時の温の不安や迷いが丁寧に描かれていて読んでいるこちらも切ない気分になりました。でも,なによりも良かったのは,読んでいて前向きな気持ちにさせてくれる作品だということです。読んだ方はきっと元気になれるはず♪