'82ライブもいいですよ
★★★★☆
20分超に及ぶJ.コルトレーン作の[1]から始まるP.サンダースのライブ('82年録音)作品。
多くの方には、'81年のL.Aでのライブ作品がかなり"力”の入った作品として好まれているかも知れませんが、本作だって中々のもです。
ゆっくりとしたメロディーとコーラスにいつものP.サンダースの優しさを感じ、P.サンダース自らのvoと共に会場(観客)の歌声が一体になる[4](まさにハイライフ)。何の難しさもない。ただ単に”Goin' To Africa!”と叫んでいるに過ぎない表面上とは裏腹に、言葉じゃ割り切れない、そんな優しさも楽しさも同居する作品ではないかと思います。
#[2]などこの時期のP.サンダースにしてはちょっと珍しい
#ほどスウィンギーです(^^;
また、[1]のみならず、師J.コルトレーンの作品は[5]でも取り上げています。永遠の美しさはP.サンダースによっても実証されます。
お馴染みI.ムハンマド(ds)以外は、W.ヘンダーソン(p)、J.ハード(b)といった面子です。