一歩踏み出す自信がわきました
★★★★★
簡潔でわかりやすく、実践的です。すぐ実行できそうなヒントが書いてあります。日々の小さな努力がいかに大切かと実感しました。私もやってみよう、汗をかいてみよう、という気になりました。
読みやすい!解りやすい!
★★★★★
本書は、社会人だけでなく、学生やシニアの方々にも解りやすく書かれています。「33のルール」の通り、日ごろのほんの少しの心がけや著者の実体験などが、小見出しごとに記されているので、細切れ時間にも読み進められます。専門用語なども無く、肩肘張らずに読むことができます。
これからの時代は、人前で話すことが求められる時代です。
本書を読んで「人前力」をつければ、自分のためにも、周囲の人のためにもなるでしょう。
分かっていても、出来ていないこと
★★★★☆
「人前力」とは、「人前で自分の考えやメッセージをちゃんと伝えられる力」と定義し、
今、なぜ人前力が求められているのか、そしてどうすればその人前力を高めることが出来るのか、
33のルールにまとめて紹介しています。
本書の著者、山本秀行氏はパーソナルブランディングのコンサルタントとしても活動されており、
本書はそうしたパーソナルブランドの構築、発信という視点において「人前力」の重要性を説いています。
そのため、単純なプレゼンのスキルや、話し方ノウハウではなく、日頃の心がけや、コミュニケーションにおけるスタンスなど、
非常に平易な表現で語られているので、すぐに取り組めるものがほとんどです。
例えば、自身が最も参考になったルールは
ルール3:人前力がパーソナルブランドを進化させる。
パーソナルブランディングについては、以前から考えていたものの、ブランドの核となるコアの発見について滞っていました。
ブランドはあくまでも「他者評価」という考えに立ち、積極的に人前に立つことで、他者評価を受け、
それがパーソナルブランド進化に繋がるという考え方は参考になりました。
ルール24.プレゼンは迫力である。
これは著者が以前広告代理店にてクリエイティブディレクターとしてプレゼンテーターとして、
プレゼンの事前準備をしている際に、上司に言われた言葉。その意図は、「誰よりも考え抜いた自信」という迫力が伝えるというもの。
これは、自身も前職の経営コンサルタントとしてプレゼンをする際にも実感しました。
本書で書かれていることは、特に目新しいことではないかも知れません。山本氏のセミナーに参加する機会があったのですが、
「分かることと出来ることは違う」とセミナーの始めに念を押されました。
本書の内容についても分かっていても出来ていないことがあるのではないでしょうか。
その意味でも自分でも出来ていなかった点などを確認する上で読んでみてはいかがでしょうか。
人前に立ち話すのが苦手な人や、プレゼンをする機会が多い方などにおすすめです。
人前に出る心構えから、普段から出来る工夫まで
★★★★☆
最近、人前で話すことが出来る人が減っているように思います。
私も得意ではないですが、
勉強して実践して、少しずつ出来るようになった経緯もあります。
本書ではそういった、人前で話すための、テクニックというよりは、
心構えや、人前力を向上させる方法が書いてあり、
誰でも読みやすい文体で書いてあるため読みやすい本です。
また、人前=ブランド発信という観点はこれから大事なので
参考に出来る方も多いと思います。
心構えから、内容・手法まで幅広く学べました
★★★★★
仕事(営業や接客)や、学校での発表、婚活にしても、私たちが人と関わる上において
普遍的で、実に重要なことが分かりやすく書かれていると思った。
自己紹介、自己PR、迫力あるプレゼン、そして他社評価こそ重要ということなど、
具体的な例があって、わかりやすいし勉強になった。
また、人前力(プレゼン力)を発揮するには、どういう入念な戦略(十分な準備)
・戦術が必要かに気づかせてもらえた。
就職活動中の大学生や専門学校生、婚活中の人にいいでしょう。とにかく、自分を
伝えるために大切なマインド・技術・方法が満遍なくあるのがよかった。