このMXのサントラは非常にカッコイイ曲が多い。そしてその中にも華麗さみたいなものが随所に感じ取れる。

その基盤となるのは「EVA」、「ラーゼフォン」。
この二作品を筆頭に、全体的にはクラシカル基調。今作はそれが上手く反映されていて、他作品の戦闘の曲はもちろん、フィールド音楽もまた一味違った仕上がりとなっている。
この基盤となる二作品の曲目が他作品に比べ明らかに多い辺りが、おそらく今作に対しての自信と意欲の表れなのだろう。

曲自体は音が力強く、先述べたアレンジも手伝い内容も濃密なので聞き応えは十分。
中でも個人的には「覚醒、ゼオライマー」は非常に格好良く、「ヘミソフィア」はうっとりするほど美しい旋律で身震いがする。
全体的には曲数も無駄に多くないので極めて聴き易い。

元々「IMPACT」、クラシック調が好きな自分にとっては正に当たりの作品でした。

曲数に余裕あるのか、全ての曲が2周分収録されています。まぁ4枚組ですから当然ですけど。

第2次αやα外伝のサントラCDに一部の曲が収録されていない事に果てしない不満と怒りを感じましたが、今回はそんな事なかったです。よかった!!

ディスク1『敵機襲来〜モビルスーツ戦〜』よりも
『艦隊戦』の方がよかったです。

ディスク2『立て!闘将ダイモス』は今まで以上にイントロが良かったです。

ディスク3『The Watchdog of Hell』と
『新たな世界の誕生日』がお気に入りです。前者はノリノリの主人公曲、後者はエピローグ曲です。静かで安らぎな、ゆっくりゆったりとした曲です。インパクトにも似たような曲ありましたよね。

ディスク4は全ての曲がインパクトでも使用した曲の一部のアレンジみたいなものです。

『勝利者達の機構』
変わりすぎです。あれじゃスパロボよりも、どこかのRPGのフィールドマップBGMの方が似合います。まぁそれを言うなら、ディスク3の12から15もそうですけど。
でも、『遥かなる戦い、開幕』も使用されていて良かったです。

　スーパーロボット大戦ＭＸをプレイし、各作品ごとにでてきたＢＧＭが好きだったので買ってみたのですが、いいですね。
　オリジナル機体とかインターミッションのときの音楽なども含まれています。
　もし、ＢＧＭが気に入って買おうと思っている人にはお勧めです。
　ゲームをプレイしていない人も、ちょっと物足りないかもしれませんが、原作のＯＰを使っていたりするので意外と楽しめたりするかもしれません。
　
　

質、という点から見れば相当良いと思います。
ラーゼフォンのヘミソフィアの旋律に使われているバイオリンの音色が
個人的にとても好きです。
ボス戦の曲も上々。
前作（二次α）を踏襲したオープニングのオーケストラアレンジも
良いです。
ただ、主人公スーパー系後継機のテーマや、
ディスク２の５曲目はいかがなものかと…

今回は音質がかなりいいんできたいでるんですが、
主題歌を使っていない戦闘音楽が多くなってますね。
とくに旧キャラクターにおおいです。
別にそれでもいいんだけど　マシンロボ～炎～　
がないことだけはゲーム中でも非常に残念だった。
勝利のマシンロボは、どうもな～、熱さが足りん。