この本を読むと、オースティンがイギリス文学史、そして世界の小説史において、今日までその価値を認められ続けてきた所以がよくわかります。
主要6作品についてのポイントを押さえたわかりやすい解説は、その後(邦訳の方が主ですが)その6作品を読み進めるのに、大変参考になりました。
この本の所々に載っている各作品の登場人物のシルエットも、独特の雰囲気があって好きです…