サントラ革命
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まさにサントラ革命。
映像と音楽がこれほどシンクロしている作品が他にあるでしょうか?
音楽を聴くと映像がよみがえり、映像を観ると音楽が聴こえてくる。
もう何十回も映画観てます。
既に27年近くになりますが、未だに興奮します。
それは映画のできということではなくて、サントラとのシンクロが素晴らしいからです。
アルバムとしてはサインオブザタイムスやラブセクシー、パレード、1999に一票ですが、
映像と合わせてプリンスの最高傑作と言えるでしょう。
初めてプリンスを聴く方には入門編として良いですが、
しっかり映画の方も観て、アーティスト/プリンスを好きになってください。
最高傑作にして、最もコマーシャルな作品なので、
プリンスの音楽はこういうものなんだと思ってしまうと、次に繋がって行かないような気がします。
本作含めて4年で4作という驚異的なスピードでプリンスは傑作を世に送り続けました。
プリンスの深ーい深ーい底力は、本作に続いて後の3作を聴いて確かめてください。
私にとってプリンスの最高傑作
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私にとって、「1999」で台頭してきたころのプリンスの衝撃は大きかった。プリンスは故M.ジャクソンやマドンナと同じ58年生まれで、両者に比べると陰のイメージがあるかもしれないが、それは誤解だ。そのことは例えばM7のような洗練された曲を聴けばわかる。ファンクとロック、ポップスとの斬新な結合を目指し、ファンク色が濃いのが特徴ではあるが。
「1999」の次作となる本作を格別なものにしているのはタイトル曲。いつまでも紫の雨にうたれていたいと思わせる、80年代を代表する名曲中の名曲だ。
09年にワーナーが出した一連の紙ジャケ・SHM−CDはどれも音質が極めて良好で装丁も凝っている。現時点での「パープル・レイン」の最良エディションとしてお薦めします。
紙ジャケを所有する喜び
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シングルジャケット仕様。中にポスターのミニチュアが入っています(「ビートに抱かれて」のグループショットで良い感じ)。帯に書いてあるPURPLEカラーレコードではありませんが、花柄のちょっとしたプリントがあるCDです。
日本盤の帯が再現されているだけでもとても懐かしい気分に浸れますね。