ウォルターはマディ・ウォーターズに教えを受けたにもかかわらず、それまでにないほどのスウィング感をブルースに持ちこんだ。そして数々のヒット曲でマディとそのバンドをはじめ、ロバート・ジュニア・ロックウッド、ジ・エイシズ、その他シカゴ・ブルースの巨匠たちと共演を果たした。1950年代には、ややリラックスしたポップ志向のスタイルとなり、その人気はマディさえをも上回った。「Blues with a Feeling」「You're So Fine」「Juke」など数多くの曲で、ウォルターのバージョンが今やスタンダード・ナンバーとなっている。とにかくすばらしい出来ばえである。(Robert Gordon, Amazon.com)