l子育て中のママにおすすめ
★★★★☆
子育てのヒントになるような、祐樹君を支えた家族の想いがつづられています。特にお母さんの本音が垣間見えておもしろい。斉藤家の家族関係、育った環境を知り、祐樹君のファンになりました。
家族っていいなあ、と改めて思わせてくれる
★★★★★
斎藤くんのファンの方には今さらお勧めする必要はないでしょうが、2006年の夏の甲子園の熱闘がちょっとでも気になった方にはお勧めの一冊です。
最初、この本の存在を知った時、いくらあの夏の感動が素晴らしかったとはいえ、まだ18歳の時点で親が本を出版するほどだろうか。。。と首をかしげてしまいました。しかし、よく考えてみると、あのフィーバーの後、斎藤家には、「どうやったらあんなに素晴らしい息子が育てられるのか教えてほしい」という類の取材が殺到したことだろう。物理的にすべての取材を受けられないだろうし、将来、プロ野球選手として活躍することが予想されるなら、ご両親としてもマスコミを完全にシャットアウトするわけにもいかない。だからと言って、一部のマスコミだけに答えることもできないし、勝手に書かれて事実とは異なる話が世に出ていくことも困る、と考えられたのだと思う。恐らく、たくさんの取材に応じない代わりに「この一冊を読んでください」と、この本を出版されたのだろう。まさに、ご両親が息子、佑樹くんを守るためにこの本を書かれたのだと思う。
そういうご両親の、お兄さんの、佑樹くんに向けた暖かい視線が全編にあふれている。
家族って、本当にこういうものだよねえ、と読後もほのぼのとした気持ちになれます。
いろいろ読みましたが
★★★★☆
斎藤佑樹関係のいろいろな本を読みました。以前から彼を知る人間としてはそれはうれしくてたくさん買ってしまいました(^_^;
いろいろ評価はあるでしょうが、「完全現地取材」などと本の帯で言っておきながら全くの嘘っぱちの本がある中で、2006年の斎藤佑樹を知ることができる3冊の中の1冊だと思います。
斎藤君のルーツがわかる本!
★★★★★
斎藤君の礼儀正しい立ち居振る舞い、精神的強さはどこからきてるんだろう?そんな疑問がこの本で解決しました。
ご両親の常に子供の目線に立った教育が素晴らしい。野球を通して繋がれた家族の強い絆。両親の文章、家族写真から佑ちゃんがどれだけ家族に愛されて育ってきたかがわかりました。
簡単にを殺したり虐待する親、人間的な事を何も教えずただ良い大学に入れなどと言う親が多いこの世の中で、この本は家族とは何かを人々に問う本だと思いました。将来自分に家族ができた時子育てのお手本にしたいです。
「家庭力」・・・
★★★★★
東京六大学野球で開幕投手としてデビューし、初勝利をあげた斉藤投手。この姿を見て、彼はやはりスターになる星の下に生まれたのだと、改めて感じました。何か見えない力が彼を導いているかのようにも思います。
しかし、彼は才能と資質だけで今の姿になったわけではない、本人の努力はもちろん、18歳の彼を今まで支えてきた家族の力あってこそ、家族4人がひとつになって日々の努力の積み重ねがあったからこそ今の彼がある。その様子が手に取るようにわかるのが本書です。
「家庭力」という言葉があるとしたら、その力を体現しているのが斎藤投手ではないかと思いました。
近来まれに見るタイプの学生野球のヒーロー、東京六大学史上80年ぶりの快挙を成し遂げた彼だからこそ、その背景、つまり彼の生い立ちを知りたい、それがファンの素直な気持ちです。その思いに、この本はまっすぐに応えてくれています。