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Replicas (Reis)

価格: ¥1,346
カテゴリ: CD
ブランド: Beggars UK - Ada
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ポストパンク・ニュ-ウエイヴの革命児 ★★★★★
GARY NUMANの登場は衝撃的だった。後の彼がどうであろうと.ポストパンク.ニュ-ウエイヴム-ヴメントに火をつけ.加速させたうえに後発の連中に活動しやすい土壌を作った.という点はきちんと評価されるべきだと思う。個人的にGARY NUMANは.Are Friends Electric1曲につきるが今聞いても古くなるどころか尚.いっそうのスリルをもってせまってくる。この恐るべき生命力。そう.これを機にイギリスのチャ-トは大きく変わったのだった。他にもいろいろあったけど1979年はこれとSPECIALSのGANGSTERSがM・V・P。新しい感性を持った音楽に巻き込まれるのが本当に楽しかった。
SFファンのための音楽 ★★★★★
 ゲイリー・ニューマンのアルバムの中では、最もSF的な作品。
アルバム・ジャケットといい、映画「禁断の惑星」を思わせる、未来なのになぜか懐かしい感じがする曲といい、センス・オブ・ワンダー溢れる作品だと思います。本人もP・K・ディックのファンだそうです。
 アンドロイドのようなメイクと、まだ20歳だったにも関わらず真っ白に染められた髪、常に不機嫌そうな表情、とにかく人間嫌いで、あいそが悪い...。それまでのロック・ミュージシャン像から遠くかけ離れたゲイリー・ニューマンのアルバムが、イギリスで3枚もチャート・インしたというのは、いまだにロック界七不思議のひとつ(?)ではないかと思うのですが、このアルバムに関してはそういう高い評価がとても嬉しく感じられたものです。
 「エレクトリック・フレンズ」「ダウン・イン・ザ・パーク」などを聴きながらホーガンを読んだ昔を思い出してしまいました。
懐かしい未来 ★★★★☆
 1979年に『Cars』の全英No.1ヒット(全米9位)を放ったゲイリー・ニューマンが,それ以前にTubeway Armyというバンド名義で出したアルバムです。もっとも実際はほとんどゲイリー・ニューマンのソロといっても良い内容なんですけれどね。
 このアルバムが発売された1979年はPunk&New Wave全盛期であり,その中にあってシンセサイザーを中心とした無機質なサウンドのこのアルバムは英国で大当たりし,なんとレッド・ツェッペリンの『In Through TheOut Door』を抜き去って全英1位となっています。

 確かにこのアルバムで聴くことができるサウンドは,シンセサイザーを中心とした演奏だけではなく,ゲイリー・ニューマンのヴォーカルもまた無機質な印象を受けるものなのですが,メロディーそのものは非常にPOPでわかりやすいものなんですよね。もっとも,だからこそ大ヒットしたのでしょうが....

 私が初めてこのアルバムを聴いた時に抱いた印象は『懐かしさ』です。というと奇妙に思うかも知れませんが,私が『Rplicas』のサウンドから感じたのは,古いSF映画のような『懐かしい未来の音』なのです。だからといって,私が実際にそういう映画を見たのかどうかは定かではなく,ただ単にそう感じただけのことなんですけれどね。
 特に『Down In The Park』『I Nearly Married A Human』といった曲からそういう印象を受けました。
 もっとも,それは単にサウンドから感じた物であり,実際は歌詞もほとんどが人間性を拒否するようなネガティヴな内容であり,懐かしさを感じるようなものじゃないんですけれどね(^^;)

 しかしながら,歌詞の内容に拘らずにサウンドだけ聴けば,これはクールでポップなアルバムとして,現在でも十分に楽しめるアルバムだと思います。
 発売当時,日本ではさほど話題とならなかったのですが,それは当時の日本におけるPunk&New Waveのイメージって,セックス・ピストルズ,クラッシュ,ストラングラーズ等のハード・エッジなものが主流であり,ゲイリー・ニューマンのようなクールなサウンドはあまり人気がなかったからなんでしょうね。

 なお,収録曲の『Are 'Friends' Electric?』も英国本国では1位となっています。