多くの独戦車兵の手記が綴るハリコフ、クルスクからノルマンディ
★★★★☆
1943年ハリコフ、クルスクからベルリン陥落までの戦いを独戦車クルーの視点から生々しく再現。ハンガリー、ダンツィヒ、ウィーンといった「空白部」もカバーされ、独戦車戦史を駆け足でめぐる大変便利な一冊。様々な戦車長、クルー、指揮官の35の手記をSS第102重戦車大隊の戦車長だった著者が編集したもの。当然各手記ごとに内容のばらつきがあるが、その分意外な発見に遭遇することも多く、通にとっても面白い。LAH、髑髏師団、ダスライヒ、ヴィーキング、HJ等の常連に加え、フルンズベルグやノルトランドといったマイナーな師団の側面に触れることもできる。車種別では、ティーガー、キングティーガー、パンターに加え、独クルーが駆るT34、ヴィルヴェルヴィント対空戦車などの変り種も登場する。筆者は戦後ドイツ連邦軍戦車学校他に長年勤務、それ故、これだけの資料を集めることができたのかもしれない。
上巻は、ハリコフ、クルスク、キエフ、チェルカッシイ、ワルシャワ、ノルマンディまでをカバー。日本にはあまり紹介されていないヴィーキング師団の記述が多い。
パンツァーフロント原作(多分?
★★★★★
DC/PSの名作戦車シム「Panzer Front」の各戦場の
ダイジェストとも云える本です。
PzFの「地点220」「112高地」ビットマンの最期
「N158」からベルリン市街戦、米軍支配地域への
脱出行まで当時の戦車兵たちによってリアルな
筆致で描かれています。
また、写真等も豊富ですので、ともにコントローラー
を握ったカメラードにおすすめできると想います。
パンツァーフロント原作(多分?
★★★★★
DC/PSの名作戦車シム「Panzer Front」の各戦場の
ダイジェストとも云える本です。
PzFの「地点220」「112高地」ビットマンの最期
「N158」からベルリン市街戦、米軍支配地域への
脱出行まで当時の戦車兵たちによってリアルな
筆致で描かれています。
また、写真等も豊富ですので、ともにコントローラー
を握ったカメラードにおすすめできると想います。