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熊野物語
価格: ¥1,785
カテゴリ:
単行本
ブランド:
平凡社
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★★★★☆
おんなとは何か、いかにして生きてきたか、生きていくか。
さまざまな人生を疑似体験することで、それらのことを以前にも増して考えるようになった。
淡々と語られる物語の奥底に、マグマのようにうごめく巨大なエネルギーが
潜んでいるのを感じた。
明るい内容ではないが、各章を読み終わるたびにすっきりするのはなぜだろう。
ただ、「女神記」を意識しているのか、と思わせるてんが残念。
冷静に過ぎる文章
★★☆☆☆
この本には17編の熊野の伝承を描いた短編が収められている.それらは,場所も時代も,勿論結果も異なる筈なのだけれど,著者の文体は常に冷静で変化がなく,読む側でイメージを膨らませることが難しい.つまり,後にも先にも何のイメージも残らない.これでは事実上読まなかったに等しい.著者は疲れているのではないか.父 中上健次 の回想を描いた '夢の船旅' (2004) ではもっと文章に熱がこもっていたのに.折角の題材が空回りして,残念である.