素材は小説であり、内容も構造分析的で平易なものだから、訳がこなれていれば、軽い読み物になったはずだと思うのだが、あらずもがなの哲学的な文体、いかにも翻訳調なので、とにかく読みづらい。
というわけで、まったく読めない一冊。