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40前後、まだ美人?―若くなくても、いいじゃない (文春文庫)

価格: ¥590
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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共感する部分が多い ★★★★☆
著者がこの作品を書いた、30代後半(40前)は、今の私と大体同い年くらいなのだが、大体考える事は、人も一緒なのだな、と感じる作品だった。私も同じく独身で、著者の日常生活における奮闘ぶりに、大いに共感出来た。一人でいると、大変なことも多いけれど、毎日、ポジティブに考えるようにしている・・・。著者の作品を読むのは、これで何冊目かなのだが、この作品も例にもれず、笑わせてくれる。でも、最後には、著者の前向きで、明るい人柄に、爽快感を感じてしまうのである。
共感をよぶ著者の心の声 ★★★★★
巻末の阿川佐和子さんの解説にも書いてありましたが、岸本さんのエッセイでは、心の声がかっこでくくられて書かれています。
ときに読者の声の代弁でもあったりして、共感を呼びます。わかりやすい言葉を選んで、読者の目線で自分の気持ちを正直に書くのは、優しく見えて、実は難しいと思います。
「がんから始まる」をあわせてお読みになれば、いままでのエッセイで楽しい話題に隠れていた(よく読むとわかるが)、著者の論理的で高い心理描写力に心動かされるのではないでしょうか。
暇つぶしも愉し ★★★★☆
中学校のときの国語の先生で、とても強烈なキャラクターの先生がいました(わたしはけっこう好きだった)。この先生が口癖のように言っていたことがあります。曰く、「推理小説なんて大人のエロ本と同じだ。まったく文学的価値無し。時間と紙のムダだ!」と。まあ、中学生への「教育的指導」だったのかもしれませんが、当時から乱読派だったわたしは、この言葉にちょっと疑問を感じたのを記憶しています。なぜなら、読書は学ぶためばかりにするものではなくて、「楽しむ」あるいは「安らぐ」ためのものでもある、と思っていたからです。この考えは基本的に今でもかわらず、すべての本が「文学的」である必要はまったくない、と考えています。

本書は「文学的作品」ではありません。軽いエッセーです。しかし、わたしはとても楽しく読みましたし、それで十分と思っています。そうそう、たとえばビールは栄養学的にはたいしたことありませんが、それで即、無価値ということにはならないでしょう?

わたしは著者のファンなので、星5つつけたいところですが、わたしの好きな彼女独特の「毒」が本書ではちょっとマイルドなので、好みの点で星4つ。

暇つぶし ★★☆☆☆
エッセイといえば聞こえがいいが、特にどうということは無い文章をだらだらと綴っている感じでしょうか?読者をバカにしているのか、本当に才能が無いのかどちらかではないかと思われた。