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少女領域

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 国書刊行会
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いい、かな。 ★★★★☆
結局は男性視点による(笑)評論。
でも普通、主観よりも客観の方が分析は正確なモンですからね。
余計な観念が入り込まないですから。
これは、少女視点による男性の評論ですが、それだけで読む価値はアリです。モノホンが自分の事を論じるよりは断然説得力がありと思われ。
かつて少女だった彼女へ ★★★★★
世に謳われる「少女」イメージに違和感を覚える方に勧めたい本。

女性として生まれ育った者として、自らが「少女」というものであったという自覚を持つのは難しい。
年齢で区切られた、一般的にいう「少女期」を生き、実年齢としては成人女性となった今でさえ、自分が生きたはずの「少女」は我が物であったのか、否か曖昧な気がする。
世に溢れる少女のイメージはどれもこれも、少女期の私には当てはまらないものだったから。

この本は、そんな世に溢れる「少女イメージ」に居心地の悪さを感じていた、未だに感じることかある私が読んで、その理由を思い出して考えるきっかけを作ること出来る本だったと思う。

こんな理由で、友人にこの本を勧め、「書評を読んで泣いたのははじめて」と言われた一冊。

同情するなら ★☆☆☆☆
えと、これは評論と言うのでしょうか。どうも主観と客観が乖離していないような気がしますね。少女と言うものを論じるのに、男性の視点から見ていてはいけない、少女の視点で見なければいけないという、御旗を掲げたのはまぁ、斬新と言っちゃ斬新かもしれませんが、しかし、それにしたところで結局、これを書いたのは中年の男性であり、それ以外のものにはなれない、ということは、男性としてしか、見れないということではないでしょうか?かててくわえて、この書物は男性の見方が現れているといいたいのですね、私は。
この作者もどっかで語っていました通り、冒頭の部分だけ、女性と思われるように書いたらしい、後はオヤジだと分かってもいという風に、しかし、果たしてそんな安直な考えでいいのですか?少女は少女のみ論じられるのではないか>?野溝や尾崎の作品を取り上げて論じたところで、それは、結局、もはや少女ではない人間が書いた小説でしかない。といっても、私だって男だから、それはただの観念論に過ぎなくて、男性が少女を論じようという精神自体、どこか歪なものがあるのではないかということだ。そこにはどんなに隠したって、ばれてしまう性的なものがあるのではないか。結局人は己の性に縛られる生物であるからして。同情するなら金をくれ。結局これなのだ。
それに今の社会は昇叙だって随分汚れている。汚れないと生きていけない。
<少女>像の真摯な追求 ★★★★★
近代文学における<少女>像の固定を、諸作品に追求した本書は、
いわゆる<文学評論>というよりも、コラージュのように編みなおされた
新たな<物語>といったほうが良いだろう。
著者本人の弁にもあるように或る<少女>の<誕生から死>までを描いた
はかなくも美しい物語。

個人的な印象ではあるが、「第七官界彷徨」の鋭利な分析は、
著者ならでは。

少女の心を持つ老若男女におすすめ ★★★★★
同じè'-è€...のæ-°åˆŠã€Žç„¡åž¢ã®åŠ›ã€ã‚'読ã‚"だらびっくりã-て、ã"ちらも読ã‚"でã-まいまã-た。

『無垢の力』はå°'å¹'が客ä½"的であるã"との勧めみたいな本でã-たが、『å°'女領域』はå°'女が主ä½"的であるã"との勧めというか。でもç"Ÿç‰©ã¨ã-てのå°'女がというより、おじさã‚"おばさã‚"の中にもあるであろう「å°'女的意識」(ユング心理学でいうアニマよりもっと自覚的な感じの意識)が問題にされています。

そういう「å°'女的意識」の要が「自ç"±ã¨é«˜æ...¢ã€ã§ã‚ると書かれていて、高æ...¢ã¨ã„うのは言è'‰ãŒãã¤ã„のですが、わたã-は「誇り」の意å'³ã«å-りまã-た。女性はもちろã‚"、自分は一人前でないと密かに引ã'目に思っているç"·æ€§ã‚‚、ã'っã"うå...ƒæ°-づã'られるå†...容かもã-れませã‚"。本書でも扱われている大原まり子さã‚"のSFに通じるスã!ƒ"リットã‚'感じまã-た。

ちなみにè'-è€...の写真ã‚'某サイトで見まã-た……ç"·æ€§ã§ã-た……(ï¼'度びっくり)。