網羅性はあります
★★★☆☆
名門高校の歴史、人脈に焦点を当てた1冊。
評価は可もなく不可もなくといったところです。
日本の名門校ビッグ5として、
日比谷、麻布、北野、灘、修猷館をあげています。
この基準がはっきりしない。
OB組織の充実度や影響力を取り上げて、
評価を当て込んでいる。
こういう高校は他にもありそうな気がしました。
全国の名門校の一覧は参考になりました。
地方の「伝統校」は網羅しています。
名前しか知らなかった学校が「こういう高校か」と合点がいくことがありました。
意外によかったのは、学校の正門風景。
いくつも眺めているとイメージが湧いてきて、
本書の価値を高めてくれました。
総合大学の関係者は一応目を通しておいてよいかと感じました。