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ホテル・ハイビスカス [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: バンダイビジュアル
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   沖縄でホテルを営む一家の娘、小学3年生の美恵子(蔵下穂波)は、元気いっぱいの女の子。にいにいは黒人とのハーフ、ねえねえは白人とのハーフと、家族構成もインターナショナル? そして美恵子は、森の精霊キジムナーを探すべく、冒険を続けていく。
 『ナビイの恋』で知られる沖縄在住の中江裕司監督が、仲宗根みいこの同名コミックを原作に描くファンタジックな沖縄キッズムービー。元気印いっぱいで時にやかましいほど(!?)の少女の冒険の数々は、どこか懐かしくて切ない。またファンタジーの中に沖縄の基地問題や戦争の傷跡といった社会問題をそこはかとなく盛り込んでいるあたり、実に奥の深い仕上がりである。(的田也寸志)
うちなーぐちにはまりさびたん、にふぇーでーびる ★★★★★
高校の頃、原作漫画を読んだ気がするが、
映画はファンタジー度が下がって、もっとちびまるこ系、
ファミリードラマに仕立てられている。

お兄ちゃんがブラック・おねえちゃんがホワイト・お父さんは日本のおっちゃん
というインターなソナルな設定も、原作ではちょっとだーくねすなこだわりをもっていたが、

こちらでは、そーいうことさびたん、ゆたしくうにげーさびらという風にあっけらかんと
魅せられてしまうので、実は安心してお子ちゃまと観られるのです。

で、でーじおもしろむん。かぞくめんそーち、うさがみそーりよ

何度も観るとよくよく練られた脚本であることがわかる。

なんでそこいるん?という部分もちゃ〜んとひも付いているのである。
脳天気に笑えるけど、超さりげなく深いのである。

音楽も無理矢理沖縄させていないところが
また、却って共感持てますね、

インターナソナルは基地の問題と微妙にリンクしている。
「美恵子の父ちゃんはビリヤード屋でいつも寝てま〜す」なのも
基地の街の「ハイサイおじさん」だから、かもしれない。
みーやくいおばあがある日家ごといなくなってしまったり。

そういったエピソードをちくりちくりとちりばめつつ、
あくまでも実際のアメリカ兵、キジムナー(キングジョージジュニア)はいい人だったりする

ロケ地があの辺野古周辺というのもまた、

ああ、七面倒くさい事を書いてしまったけど、
な〜んにもドラマチックなことが起こらないのに、これだけ楽しめる映画はすごい。

あの、ぽんぽん飛び出してくるいきいきとしたうちなーぐちにぼってかされましたな。

すかぼー、なさけないやし!

ほんわかします。 ★★★★★
沖縄が好きで、のんびりテーゲーな人は必ず気に入ります。
なんともゆるく、美恵子が可愛くて応援したくて、
おとうもおかあもみんなイトオシイ映画です。
日々忙しく慌しく生活している人はぜひ観てみてください。
あったかくて、のんびりして、何か忘れていた大切なものを
思い出す、そんな1本です。
やっぱりいい映画ですよ。 ★★★★★
映画自体の評価は僕は正直星4つだけど、他の人のレビューを見て、そのぶん僕は5つにします。

映画が面白かったので、原作漫画も読んでみました。
確かに原作漫画は、映画とはぜんぜん違う、重層的な深みとリアル沖縄の広がりに満ちていました。でも、映画は映画で、よかったなあという気持ちに変わりはありません。
映画には、代わりに、原作にはない、ひまわりのような底抜けの明るさ、潔さがあって、それが「ステレオタイプな沖縄イメージ」という一言では到底片付けられないような、強烈な光を放っています。それこそが中江監督が伝えたい沖縄の地の力なのだと思います。
中江監督も、厳然たる一人の表現者なのですから、表現したいものが原作の作者とは異なっているのは自然なことです。確かにそれは内地人の視点なのでしょうが、そういった視点が「身勝手」として排除されてしまうのはとても悲しいことだと思います。ましてひとつの作品であり生命体である映画そのものが、「リアル沖縄でない」というだけで否定されてしまうのはあんまりだと思います。

原作の愛読者の方が、映画に対して残念に思われる気持ちは、原作を読んでみてよく解りましたが、味付けは異なりますが、素材は決して損なわれていないと思いますよ。

沖縄の負の部分だって、別に切り捨てられていないし、実はそこここに隠し味として仕込まれていて、何度か見ているとだんだん沁みだしてきます。たとえば、深夜、元気に仕事に行った母親がヘロヘロで帰宅するシーン。それから、基地のオバアの家が無くなっていた時、不自然な程長い間美恵子が立ち尽くしているシーン。美恵子たちがキジムナー探しをしている後ろでは、爆撃音のような不気味な音が聞こえています。母親や兄に抱きついて寝る美恵子の寝姿にも、姉の少し影のある表情にも、いろいろなものが表現されていると思います。感じようと思えばちゃんといくらでも感じられるように、うまくできていて、観る者の深層心理にそれとなく影を残します。
少女の世界 ★★★★☆
子供の頃って、なんかこんなふうに夢の中を歩いているようなところ、
誰でもあるんじゃないでしょうか。
冒険してるつもりはないけど、冒険になっている、みたいな。
家族が自由な感じもする一方、どこかせつなさもある。
のんびりしていて、沖縄があふれんばかりの映画です。
ちょっとドキュメンタリーチックな感じもありつつ、少女が演技しているのではなく
本当に思うままに行動しているのを見守っているような、いつの間にか
ひきこまれてしまう不思議な雰囲気の作品だと思います。
okinawa好きだけどね ★★★☆☆
雰囲気はいいけど、映画として楽しむには少し退屈してしまいました