2007年当時の記録として
★★★★★
2007年には「手紙」はなかった。
今や「手紙」は樋口さんの「1/6の夢旅人」と並んで、代表曲ともいえる曲だと言える。
その「手紙」がまだ曲になっていなかったころのライブの模様である。
このCDに収められている時計台でのライブから2か月後、私の地元に近いところで
たまたまライブがっあった時のこと。ギター一本で、優しく、伸びやかに「朝花」や「Windy Train
(※このアルバムには収められていない)」を歌う姿は、今も忘れられない。そのころの
様子が収められており、それほど時間は経っていないのだが、懐かしく感じられる。
唄とともにギターやストリングス、ドラムの音がしっかりと封じ込められ、その場に自分が
いなくとも、「時計台に響き渡る音楽」を楽しむことができた。