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語用論入門―話し手と聞き手の相互交渉が生み出す意味

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 研究社出版
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聞き手がどんな人なのかも意識したくなる本 ★★★★☆
大学院に進学する前に相談に行った先生が、ジェニーちゃんと崇めながら勧めて下さったのが、このわかりやすい語用論入門書です。滞米中に、どうして文法通りでは言いたいことが正しく伝わらないの?という疑問をずっと抱いていましたが、「語用論」に出会って、少なくとも言葉の世界観が広がりました。大学院に進学して論文を執筆する身分となった今は、語用論研究の入門書としては厳密さが足りないのではと痛感しています。相互行為というからには聞き手についての視点がもっとほしい。それで、星4つになりました。ジェニーちゃんと崇めてらっしゃった某先生、すみません。ちなみに、日本人学生がレポート添削を頼んだときのエピソードが例として出てきますが、日本人学生の皆さん、言語学者や言語学者を友人にもつ先生に気をつけましょう! このようにネタにされてしまいますよ(笑)
ことばに興味がある人全てに ★★★★★
 語用論って、誤用論のミスプリじゃないの、というぐらい、語用論を知らない私でしたが、これを読んで語用論の全体像を知ることができました。

 例えば「暑いわね」という発話で、なぜ「窓を開ける」という行為を促すことができるのか。人にあげる時は「チョコ食べて」と直接的に言えるけど、自分がもらう時は、「あなたのサンドイッチ1ついただいてもいいかしら」のように間接的になるのはなぜか。などについて分かりやすく解説しています。