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アンド・セレニティ~瞑想するグレン・グールド

価格: ¥2,520
カテゴリ: CD
ブランド: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
Amazon.co.jpで確認
鎮静効果 ★★★★★
「瞑想」をテーマとし、グールド死後に発売されたコンピレーションアルバムです。
誰もが知っている曲ではないけれど、スローで聞きやすいものばかり。
達観の境地というか、ひたすら沈黙を保って佇む姿を思わせます。(ジャケ絵効果もあるかもしれませんが。)
クールで鎮静剤のように、心が落ち着きます。
メンデルスゾーンに癒され、途中スクリャービンの冷たさを挟み、終盤ブラームスでほんのり暖かくなる感じで、曲順もうまく考えられていると思います。

70分を超える収録時間で、ピアノ曲が好きならファンならずとも一聴の価値ありです。
ボーナストラックへのこだわりがなければ、安価な輸入盤でも十分だと思います。
凝りに凝った選曲にびっくり ★★★★★
いやあ、こういうアルバムがあるとは寡聞にして知りませんでした。
バッハとブラームスはつとに名盤中の名盤ということで知っていましたが、マルチェルロ、シベリウス、グリーグ、リヒャルト・シュトラウス、メンデルスゾーン(曲自体は有名です。賛美歌にも採用されています)、官能的なスクリャービン、ヴュルテンベルク・ソナタ(モーツアルトの先駆けか?はたまたハイドンの?)・・・と来ては、マニアックとしか言いようがありません。
正に「グールド・ファンのためのアルバム」と言うべきでしょう。一般的クラシック・ファンは面食らうかも。
「瞑想経験のの諸相」とも言うべきこのアルバム。音楽における思索家グールドの真骨頂なのかもしれませんね。
多言を要さぬ名演 ★★★★★
"The purpose of art is not the release of a momentary ejection of
adrenaline but is, rather, the guradual, lifelong construction of
a state of wonder and serenity."―Glenn Gould
「芸術の目的は、アドレナリンの瞬間的な放出ではなく驚きと穏やかな心の
状態を生涯かけて築いてゆくことにある」―(グレン・グールド)

この最後の"and serenity"をとってアルバム名にしたのがこのCDである。
この言葉に象徴されるような穏やかで静謐な曲を集めたものになっている。

グールドファンなら、ブラームスの118-2のインテルメッツォの別バージョンが
気になるところだが、そうでなくても、グールドのことを全く知らない人
(バッハだけは聴いたことがあるとか)でも彼の演奏をいろいろ聴いてみるのに
適している曲集だと思う。 

グールドの演奏はいろいろな分野の人たちに語られ、また、自身も語っているが、
私が思う凄さは、ずば抜けた精神性でもって、いともあっさりと、濃密な音楽を
創り上げてしまうところだと思う。決して誰にも真似はできない芸当だ。
友人にプレゼントしました。 ★★★★★
おすすめは、やはりバッハとブラームスですね。
特に、一曲目の協奏曲ニ短調BWV974 第2楽章 アダージョ(バッハ)はすばらし過ぎです。
淡々と進んで行きながらも、程よく気持ちが入っていて、途中調子良くなりいいテンポ、
間のとり方も上手で、時としてjazz的ですらあります。
これ一曲だけでもこのCDの存在価値あり!です。
他にもブラームスの間奏曲等が入っていますので聴かない手は有りません。

カナダの友人に『ピアニストのグレン・グールドって知っているかい?』と聞いたところ、
知らないとの事でしたので、『国民的英雄?なので、是非聞いてみて!』と、早速、このCDをプレゼントしました。
後日彼女から、とてもすばらしいCDをありがとう!毎晩寝るまえに聴いています。と、メールが入り、ちょっぴり嬉しかったです。
国内盤をおすすめします ★★★★☆
グールドファンの皆さんならすでに持っている音源ばかりだとはおもいますが、静かな瞑想的な曲を並べたアルバムで,あらためて聞いてみるとグールドの音楽の奥深さをかんじます。

わたしは初めに海外盤をかいました。
その後、国内盤にはブラームスの間奏曲作品118-2の別テイクがはいっていることがわかりました。

一曲だけのために、また国内盤を買うことになってしまいました。

宮沢淳一氏が解説で詳しく書いていますが、聞いてみると、音色、テンポ、雰囲気が違うのよくわかります。

グールドが好きな方ならば、聴き比べをする価値はあると思います。
どちらも素敵な演奏です。

買うならば是非、国内盤をおすすめします。