しかし、この本は私が思っていたよりもものすごく面白かったのです。古代文明は何故大河に生まれたのか?また東洋と西洋の文明との違いは?……などといった疑問に対する答えや安田喜憲氏の主張は、ものすごく納得させられる内容であったし、また「環境考古学」という新しい分野を知り、目からウロコが落ちるような思いでした。
数年経った今でも、この本が私の原点だと思っています。この本との出会いがなかったら、今の私はいなかったのでしょうから。
ぜひ、一般の方だけでなく、歴史を研究する人々もだまされたと思って読んでみて下さい。