インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

徳川家康の詰め将棋大坂城包囲網 (集英社新書 476D)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 集英社
Amazon.co.jpで確認
やや拡大解釈し過ぎでは ★★☆☆☆
大阪城包囲網として姫路城、名古屋城、彦根城、伊賀上野城はまだしも、
藤堂高虎が関わったと言うだけで遠く離れた今治城まで加えてしまうと
やや話が広がり過ぎて説得力が薄れる気がする。
個々の城についての浅い歴史的エピソードに、現在の様子を解説する紀行文が添えられて
いるが、歴史ファンとしてはやや物足りない。
城普請の史実などを掘り下げて、自論の説得力を固めてほしかった。
大坂の陣までの歩みの新しい見方 ★★★★★
関ヶ原の勝利により家康の権力は磐石になった、、、わけではないという新しい史観を提唱する。
関ヶ原以後も経済力、朝廷とのつながり、スペインとの関係等、力を持ち続ける豊臣を倒す道のりを、城造りを通じて辿る。詰め将棋」というタイトルが実にはまっている。
城造りの名人として藤堂高虎が、城造りに借り出された武将として加藤清正、福島正則、池田輝政等が度々に登場する。関が原で家康に味方したことを、豊臣恩顧の武将は晩年どう思っていたのだろう。読み終えての率直な感想だ。