シリーズ完結編
★★★★★
後に発表された後日談「αだより」で作者が「満足のいく終わり方」と表現していたが、まさに大団円であり、いつかあゆみたちはきっと帰ってきてくれる、そんな気にさせてくれる終わり方でしたね。
あゆみが持って生まれてしまった「特殊能力」、そして政府からの「極秘プロジェクト」への参加要請……
彼女にはあまりにも辛い現実が突きつけられて、悩み苦しみ悲しみ、そして最後は自分自身で決めて。
誰にも強制されない、自らの意思で決意に至る過程が非常に丹念に描かれています。
新井さんはもう後日談は書かないつもりらしいですが(太一郎失踪のエピソードは書くつもりらしい)、彼女達が火星へ帰ってくるエピソードが是非読みたい。そんな作品。
シリーズ最終巻。
★★★★★
あゆみちゃんの「特殊能力」、レイディからの「奇妙な依頼」、そして、レイディの今のダンナさんとの「会話」・・・実に様々なことが描かれる最終巻です。
個人的には、あゆみちゃんと太一郎さんの「不器用な恋」の行く末が非常に楽しみでした・・・で、やっぱり、ものすごい不器用な太一郎さんの「プロポーズ」!でも、それを受けるあゆみちゃんもあゆみちゃんですが(笑)
でも、このふたりらしい、実にふたりらしい展開でしたね。
結果的には大団円。
あゆみちゃんは太一郎さんとともに、新しい星へと旅立っていきます。
きっと、彼女だったらやってくれるでしょう。新プロジェクト。彼女の「特殊能力」が、全宇宙を救う日も・・・そう、遠くはないかもしれません。
ついに完結…
★★★★☆
星へ行く船シリーズ第五作目にして、完結編です。
「逆恨みのネメシス」に続く後編とも言えます。
ついに、あゆみちゃんの特殊能力が明かされ…それをどう受け入れ
受け止めていくか…。
もし自分ならどうするか? とても考えさせられます。
その後の話しも知りたくなりますね~!!
続編がみたい
★★★★☆
星へ行く船シリーズ最終巻。
高校生だった当時、早く次の巻が出ないかと
心待ちにしていたシリーズでした。
不器用な主人公二人の恋愛話も、ほんわかした
気分になれます。