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Earthbound

価格: ¥1,279
カテゴリ: CD
ブランド: Discipline Us
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   当初イギリスのみ、それも廉価版で発売されたいわく付きのライヴ版だ。しかも本作発表後、ロバート・フリップ以外のメンバーが全員脱退。1972年のアメリカツアーをコンソールからラインでテープに録音したといわれる本作は、発売当初よりその音質の悪さが話題になっていた。それゆえにロバート・フリップも長く再発を拒んできた経緯がある。しかし、分離のよくない録音であるが故に、ロック、ブルース、ジャズなどさまざまな要素を取り込んで一気に吐き出される彼らの衝動と熱気を、クリアな録音よりも生々しく伝えているのも確かである。また、当時のメンバーによる「21世紀のスキッツォイド・マン」が聴けるのも貴重だ。『クリムゾン・キングの宮殿』『USA』と比べると、彼らの進化の過程が見えてくる。

   この紙ジャケット盤では、ライナーの代わりに当時の新聞と写真をコラージュした冊子が封入されている。小冊子「BOOK OF SATURDAY」では、過去にリリースされた日本盤レコードを紹介している。(大脇太一)

クリムゾン祭りNo5 ★★★★★
キング・クリムゾン5作目はライブアルバム「アースバウンド」です。2002年に世界初CD化されたときに、後述の「USA」と一緒に手に入れました。1972年の発売です。それまでは幻のアルバムでした。なぜって、それは録音があまりにもあまりにもなんです。カセットテープレコーダで録音されたアルバムなので、音質が最悪でイギリスでしか発売されなかった作品でした。それが30年たってやっと日本で聞けるようになったのです。手に入れてから10年近く経ちますが、本作を手に取った、そのときのドキドキ感は忘れてないです。
さて、内容ですが、アイランズ製作の布陣(ピート・シンフィールドは脱退)でのライブです。フリーキーなインプロイゼーションの応酬となっています。メル・コリンズのSaxが緊張感を醸し出します。この緊張感こそ本作の根源なのです。
本作は「クリムゾンキングの宮殿」から「アイランズ」までのクリムゾンの集大成です。リリカルな抒情の1stからここで聞ける、破壊的なクリムゾンまで良くぞ進化したものです。この進化はクリムゾンには必要であったとは歴史が証明しています。このアルバムを最後にクリムゾンはバンドの頭脳、ロバート・フィリップだけになってしまうのです。そして彼は次作でクリムゾンを再構築するのです。
つまりクリムゾン進化の過程で重要なマイルストーンである本作は、クリムゾンを知る上で通らなければならない道なのです。
知らないほうが幸せ? ★★★★★
2002年にCD化されたときに手に入れました。音をきくまえの緊張を少し思い出しました。
劣悪な音質の評判は耳にしていましたがこれほどにひどいものだとは。
この盤を今でもキング・クリムゾンの代表作として人には薦める気にはなりません。
この時期のクリムゾンは各所においてロバート・フリップと
他のメンバーの音楽性の違いの深刻さが指摘されています。
2曲目においては楽器の弾けない自分にもフリップのふざけるなって怒りを想像させられます。

それでもロックが好きな私にとってこの盤は宝です。
1曲目と5曲目のエナジーの放出は常軌を逸しています。

もしお聴きになるのでしたら覚悟してください。
知らなくても全然構わない作品だとも言えます。




それほどぶっ壊れているとは思いません ★★★★☆
コルトレーンを比較にするのは適当ではないと思いますが、マイフェバリットシングスの最初と死の直前のライヴの差と比べたらオリジナルメンバーのと比較したら最もジャズっぽいという程度でそれほど壊れていない。
むしろこういうクリムゾンは聴いて欲しいとワタシャ思いますけど。
しかしこの作品は元々がカセットテープで録音されていて、まさにオフィシャルブート。音質は期待してはいけません。他の演奏は確かに契約上仕方ねぇっていうことで解散前提の時期だけあって他のメンツはほとんどブルース&ジャズっててフリップは浮いている。
本当に壊れているのはラストのグルーンです。
ベースがウェットンなら? ★★★★★
先ずは最高!「USA」や名演の誉れ高い「Night watch」はインテリが狂ったふりしてますが、これは脳からドーパミンが止まりません。
唯一不満?かどうか自分でも分からないのですが、ベースにJウェットンが参加してあのファズバリバリの図太い音でボトムを支えていたらどうだったかなと…ボズはまだ素人でしたからね。それにイアンの重心の低いドラミングは確実にウェットンと合いますよ。ビルは非常にスクエアで上手いんですが、イアンのようなロック特有の迫力を持ち合わせてないんですよね。

でも歌は断然ウェットンよりボズです!

Tウィリアムスズライフタイムのエマージェンシーと同じ匂いのする危険物ですね。
き〇がい ★★★★★
このCDをステレオでかけたら、弟が勘違いして『(機械が)壊れてるよー』といったのが面白かった。そのくらい音質がおかしいです。それでも素晴しい音楽になりうるのは奇跡。