もうジャケット写真で星5つ
★★★★★
皆さんと同じくサム・リバースには何の抵抗も感じなく賞賛しますね。一時の批判は亡きジョン・コルトレーンに恋焦がれている似非ジャズ専門家の戯言だったと思います。素晴らしい演奏をしていますよね。それよりも中学生みたいなアクセントで司会する磯野氏や、嬉しくて嬉しくて仕方なくて掛け声を掛け続ける俄かファンのほうのほうが「微笑ましい」と思いますねぇ。まぁ時代が感じられていいですけどね。録音が少し迫力に欠けていて残念でしたが、表紙ジャケットがそれらの不満を吹き飛ばす格好よさなので何も言えません。レビューになってないなぁ。
緊張感とスピード感に満ちた伝説の東京ライブ
★★★★★
僕がジャズを聴き始めたのは高校1年の冬だった。当時話題になっていたBS&Tやシカゴといったニューロックの台頭に触発されいっそのことジャズの世界に踏み込んでみようと恐る恐る買ったのがこのレコード。ジャケットのかっこよさと東京でのライブということで、内容も確かめずなんとなく決めた。マイルス・デイビスという名前もよく知らなかったがその響きからも凄そうなイメージが伝わってきた。ウォーキンとソーファットのカプリングによるコンパクトLPだったが、曲全体がかもし出すスピード感とマイルスの火をはくような激しいアドリブに圧倒された。サム・リバースの過激でフリーキーなトーンやハンコックの自在で美的なピアノ、ロン・カーターの力強く正確なベースなどそれぞれに感銘を受けたが、それ以上に驚いたのが弱冠19歳というドラマー、トニー・ウイリアムスの神業とも思えるようなすばやく激しいドラミングであった。これがジャズだという感動と、いきなり凄いものに出会ってしまったという空恐ろしさである。結局それから30年以上、ジャズとの付き合いが続いているのだが、やはり最初に素晴らしいものと出会う事こそ大切だと思う。同様なライブステージのアルバムの出来からいうと、「フォア&モア」や「マイルス・イン・ヨーロッパ」よりも劣るかもしれないが、個人的な思い出を加算して5星としたい。
緊張感とスピード感に満ちた伝説の東京ライブ
★★★★★
僕がジャズを聴き始めたのは高校1年の冬だった。当時話題になっていたBS&Tやシカゴといったニューロックの台頭に触発されいっそのことジャズの世界に踏み込んでみようと恐る恐る買ったのがこのレコード。ジャケットのかっこよさと東京でのライブということで、内容も確かめずなんとなく決めた。マイルス・デイビスという名前もよく知らなかったがその響きからも凄そうなイメージが伝わってきた。ウォーキンとソーファットのカプリングによるコンパクトLPだったが、曲全体がかもし出すスピード感とマイルスの火をはくような激しいアドリブに圧倒された。サム・リバースの過激でフリーキーなトーンやハンコックの自在で美的なピアノ、ロン・カーターの力強く正確なベースなどそれぞれに感銘を受けたが、それ以上に驚いたのが弱冠19歳というドラマー、トニー・ウイリアムスの神業とも思えるようなすばやく激しいドラミングであった。これがジャズだという感動と、いきなり凄いものに出会ってしまったという空恐ろしさである。結局それから30年以上、ジャズとの付き合いが続いているのだが、やはり最初に素晴らしいものと出会う事こそ大切だと思う。同様なライブステージのアルバムの出来からいうと、「フォア&モア」や「マイルス・イン・ヨーロッパ」よりも劣るかもしれないが、個人的な思い出を加算して5星としたい。
百聞は一見(聴)にしかず
★★★★★
他の方々がレビューされていますとおり、サム・リヴァース、悪くないです。
長い間、リヴァースのサックスがダメだという世評に惑わされて未聴でありましたが、いま激しく後悔しております。
また日本の聴衆の反応も良く、ライヴ・アルバムとしての質は上々だと思います。
購入をためらっている方、輸入盤が安いうちにゲットしてください。絶対に元はとれます。
ジャケットも秀逸。
tony rules
★★★★★
このディスクの評価がいまひとつ低いのは何故だろう。SO WHATはFOUR AND MOREよりこちらの演奏のほうが断然かっこいい。トニー・ウィリアムズはこの日、最高の演奏をしていると思う。評判の悪いサム・リヴァースもトニーのドラムとの相性はウェイン・ショーターよりいいのではないかと。サム・リヴァース、いいですよ。未聴の方は是非!