改めて思う。
★★★★★
いいアルバムだ。曲が長いとよく言われるが、確かに長い。胃もたれを起こしそうな曲もある。それでもオアシスが好きならそれも魅力に感じられる。誰が聴いても傑作である1、2作目、賛否両論あるこのアルバム。オアシスらしさでいったらこっちが上だと思う。
言いたい
★★★★★
oasis個性がない、ビートルズより格下とかいう奴が他の曲のレビューでいましたがそんなの好みの話なんだから一人一人違うってわかるだろ?だけどあえいわせてくれ、ビートルズよりもずっとoasisがいい曲があってずっと好きです!!
今、再評価されるべき大作
★★★★★
1997年8月に発表され、全英初登場1位になるが、
その後世紀の失敗作と酷評され、当の本人たちも
評価しない問題作?
オープニング(「D'You Know What I Mean?])のリアムの
ボーカルは既に風格が漂い、
「My Big Mounth」、「Magic Pie」、「Stand By Me」と
圧倒的にカッコ良い、ブリット・ポップのラッシュである。
1作目、2作目は曲そのものの質の高さで大ヒットしたのに
対して
この3作目は”ギター&ボーカル”というSoundの心地良さだった
のかも知れないが、
反逆児Oasisのイメージに対しては少しMildに見えたのかもしれない。
しかし12年の歳月を経て改めて聴くならば
その稀有なギターとボーカルの邂逅が生み出した蜃気楼のような大作、
「Don't Go Away」はOasis作品上もっと評価されるべき
名曲である。
「Be Here Now」はOasisが「Oasisであるとは?」を発見した奇跡の作品だ。
それは Oasisサウンドとは曲自体ではなくノエルのギターと
リアムのボーカルが合体している「状態」の事なのである、と言う事だ。
1st, 2nd の次にいきなり「Dig Out Your Soul」に行った人も多いと思うが、
是非その次に「Be Here Now」を聴いてほしい。
実は全然悪くない
★★★★☆
今ではこのアルバムからの曲は、ほとんどライブでは演奏されないそうだ。
なんでかな、今聴いても十分良い曲は入っているのに。
やはり最大の反省点は、サビを繰り返しすぎて、曲全体が緩慢な印象になってしまっていることだ。
Stand by meや、Don't go awayはもう、スッパリやってしまったら、本当に名曲なのに。
しかし、Oasis最高のギターポップナンバーI hope,I think, I knowなど、このアルバムでしか聴けないようなサウンドもあり、一概に焼き増しの失敗作とは言えないのだ。
もし今から、このアルバム製作時のノエルに会えるとしたら、是非ともStrokesのIs this it?を聴かせて、「ビッグになったからこそ、このロックの原点に立ち帰れ!」と言ってやるのに。
まあ、もし最近洋楽にハマった人がいたら、現在の評価を鵜呑みにしてこのアルバムをスルーしてしまうようなことはしないでもらいたい。
少なくとも、このあとの3作よりは、こちらの方が聴くべきものはある。
(これ以後に聴くべきところがあるとすれば、リアム作曲ナンバーくらいだ)
心が揺さぶられる
★★★★★
当時のメディアやノエルが言うほど悪い作品だろうか。
いや、全くちがう。
たしかに1stの新鮮さや、2ndの一度聴いただけでわかる素晴らしさはないかもしれない。
そして曲は長く、アルバム全体的に重い感じだ。
だが、逆にそれが心地よい。
1曲目のD'You Know What I Mean?の妙な雰囲気のカッコ良さ、2曲目My Big Mouthの激しさ、アルバムの最初からインパクトがすごい。
4曲目のStand by Meは紛れもない名曲だ。印象的な切ないサビ。そして5曲目のI Hope, I Think, I Knowの爽快なスピード感。8曲目のDon't Go Awayもまた素晴らしい曲、感動的な歌詞と、サビのインパクトが耳から離れない。
10曲目のAll Around the Worldは、たしかに長いが聴けば聴くほど良さがわかる。
全曲を通して聴くと、何ともいえない満足感が心の中にある。