誰かに敵意を抱いてたり、平和的でない嗜好を持つ者にとって、
それが自然界の自浄能力から逃れられない犠牲となっています。

自己批判や反省、他者への思いやりを持つ者が生き残っている。
つまり、主人公とその妻、そして親友の娘。

見えない脅威からの逃避行という意味でもスリルがありますが、
映像としても精神的に恐怖を感じるカットを多く含んでいます。

メッセージが、エンターテイメントとしては崇高なものであり、
尺も短く説明も足りない、という批評もわからなくはないです。

だけど、オススメできない作品ってほどでもないけどな〜
エンディング、奥さんの素敵な笑顔だけでも観る価値あります♪

ひどかった。予想以上に悲惨だった。シャマランの作品は見るたびに毎回「次の作品はもう絶対見ないぞ」と心に決めるのだが、どういうわけか結局は見てしまう。彼の自虐的とも思える空回り・滑稽なまでの一人よがり・竜頭蛇尾の物語展開を「ああ…やっぱり…またか…とほほ」と確認するためだけに見ているような気がする。そんな人は他にもいっぱいいるのではないだろうか。「ハプニング」はそれでも懲りずにシャマランが作った作品だけあって、悲惨さのレベルもさらに高まった感あり。映画史上最低のとまでは言わないが、少なくとも投稿者が今までに見た映画の中で最低最悪の作品のひとつ。

従来のシャマラン作品が結構バカバカしいオチでも私個人的には許せてしまうのは、自分もカメオ出演しちゃうようなシャマラン監督のチャーミングな作風と、荒唐無稽ながらも意外性のある脚本によるところであったように思う。
が、今回はあっと驚くオチもなく、安っぽくエグいシーンしか印象に残らない。監督も声だけしか出ていないし。
「ミスト [DVD]」と比較する方が多いようだが未知の恐怖系ディザスタームービーとしてはあちらのほうが脚本・演出・演技等全てにおいて格段に素晴らしい出来。オススメです。

結構テレビとかでCMやってて面白そうだったので

観たのですが、、、

まさにハプニング!笑


全く引き込まれませんでした、、、

ホラー映画と言うわけでもなく、、

パニック映画としてみてもしっくりこず、、

何を訴えかけているのかも伝わらず、、

そんな中で人はバッタバッタと死んでいきます


まぁDVDを買って観る価値は無いように思います

僕ならレンタルでこのDVDを借りるなら

その分うまい棒でも買った方が得なように思います

やっぱり俺、シャマラン好きだわ、と納得した一本。

この映画、決して傑作とは思わないけれども、怖がらせ方がいかにもシャマラン、というだけで十分楽しめてしまった。

つまり、ありふれた景色が、いつの間にか恐ろしく、不吉なものに見えてしまうというシャマランマジックを堪能したということです。冷静に考えてみれば、冒頭に配した（シャマランにしては）ショッキングなシーンと、とりあえず正体不明の敵に怯える人々の表情と、ヒッチコック映画のバーナード・ハーマン調なBGMといった要素の物量作戦の結果に過ぎないかな〜、とふと思ったりもするんだが、いいじゃないですか！いまどきそんなギミックのみでサスペンスを盛り上げようなどという映画作家がシャマランの他にどこにいるというのか。とりあえず、誰も乗ってなくてゆれてるブランコが怖い。そしてそのブランコに思いっきりパンした画を撮っている時のシャマランはさぞかしいいドヤ顔をしていたに違いない。そんなことを思って僕の胸は震えましたよ。これがあれば、オチがないとかそういうことは問題ない！ない！

ただまぁ、そんなファン目線の僕でも不満がちょっぴり。これまでのシャマラン映画でもあった「家族の絆の再生」というテーマがやっぱり本作でも出てくるのだが、その着地の見せ方がイマイチ納得が行かない。主人公の嫁が終盤○○を確認するところである。その前に○○○との絆を確認した嫁は、この後○○○とどんな風に接するのだろう、というのが気になるのだ。例えば前半に、○○○が○○が欲しい、とかそんな会話をしてこようもんならこちらも安心できるのだが、あの描き方だけでは「結局疎外されちゃうんじゃないか」と不安になっちゃうじゃないか。いつもより尺が短いんだから、それくらいのシーンを入れてくれればよかったのに・・・