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魂のみなもとへ―詩と哲学のデュオ (朝日文庫 た 46-1)

価格: ¥483
カテゴリ: 文庫
ブランド: 朝日新聞社
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人選は難しい ★★☆☆☆
最初の数ページまではよかった。琴線に触れそうな予感もした。
失礼を承知で言えば、谷川はとっくにピークを過ぎだ詩人だ。
甘い詩人の書く詩につける長谷川の短文も引きずられてか、元々そうなのか、甘い。
馴れ合いじみた「デュオ」に最後までつきあわされつくづく、「企画倒れ」といった言葉が浮かぶ。
谷川の甘い詩は別として、それに挑む長谷川の短文は哲学者たりとした冴えがない。
表現が平易なのはいい。視点があまりに平凡なのだ。瞠目はおろか、はっとすることさえなかった。
詩人と哲学者。企画はいい。しかし人選はハズレといったところか。
谷川俊太郎に圧倒される ★★☆☆☆

 ううん。残念ながら。
 谷川さんの名前が入っている本なので、もう少し肯定的な評価をしたいのだけれど、やっぱり長谷川さんの文章が充分についていっていない。

 詩人と哲学者の文章のデュオ、というコンセプトで、谷川俊太郎の詩に、哲学者の長谷川宏が文章をつけているという作品なのですが、深みが違いすぎるというのが印象。
 もともとこういう形態が得意な詩人の形式に、哲学が合わせようとする企画に無理がある気がするという意味では編集者の罪かな。思索の深みという意味ではどちらも同じなのだけれど、表現形式は自ずから違うわけで、それを同じ土俵で張り合わせたことにミスがあるという気がする。
 長谷川さんの作品は、また機会があれば、別のところで味わってみたい。

 とりあえず本作の段階としては、谷川俊太郎の深みを実感した、というところ。
風変わりな闘いの記録 ★★★★☆
 絵や写真にみじかいæ-‡ç« ã‚„è©©ã‚'添えるã"とは、よくある試みだã-、詩に詩ã‚'「つã'る」試みも、古くからある。でも、すでにã-てそã"にある一編の詩に、それã‚'批評するのではなくて、その色になかばæŸ"まりつつ、思考ã‚'重ね、短æ-‡ã‚'「つã'る」というのは、ほã‚"とうに「風変わりな企ç"»ã€ã§ã‚る。

 â"€â"€ã€Œè©©äººã¯ä½•äº‹ã‚‚証明するå¿...要はない」。ã"れは、詩人・谷川俊太郎が引ç"¨ã™ã‚‹ãƒŸãƒ©ãƒ³ãƒ»ã‚¯ãƒ³ãƒ‡ãƒ©ï¼ˆã€Žç"Ÿã¯å½¼æ-¹ã«ã€ï¼‰ã®è¨€è'‰ã ã€‚ã"れにたいã-て、å"²å­¦è€...・長谷川宏は、「なによりè«-理ã‚'尊ぶのがå"²å­¦è€...だ」と応じる。ã"ã"でいう「è«-理」とは、「もののつながり」のã"とだ。「わたã-たちが自ç"±ã§ãªã‹ã£ãŸã‚‰ã€â€¦ã‚‚のたちはみã‚"なばらばらになって、ä¸-界はå'©å£Šã™ã‚‹ã€ã ã‚ã†ã¨ã€å"²å­¦è€...はいう。
 「本å½"のã"とã‚'äº'お!ã!!†ã‹ï¼è©©äººã®ãµã‚Šã¯ã-てるが/私は詩人ではない」と、詩人はいいはなつ。「どã‚"なç"Ÿãã‹ãŸã‚'するにせよ、その自分ã‚'おだやかに見つめるもう一人の自分がどã"かにいれば、ã"の、もう一人の自分には、いつか、ç"Ÿã‹ã•ã‚Œã¦ã‚る自分が見えてくる」と、å"²å­¦è€...はã-めくくる。

 詩人とå"²å­¦è€...。ã"の、ãƒ-ラトン以来の「もうひとりの自分」が、「æ-¥å¸¸ã‚'è¶...えたなにものか」、つまり「魂のみなもと」(詩人の言è'‰ï¼‰ã¸å'かって、ç'™ä¸Šã®ãƒãƒˆãƒ«ã‚'繰り広ã'た。ã"ã"には、その一部始終が記録されている。