一聴してJazz Barでライブをやっていると分かる音
オーディエンスのこれから始まるライブへの期待とちょっとした緊張感
そんな空気の中始まっていくライブ
その内そんな緊張感が漂っていた空気はいつしか消え去り、オーディエンスはリズムにのってライブを楽しむ。
プレイヤーもそんな暖まってきた空気を感じてプレイに熱が入っていく。

ライブに行ったとき、きっと皆が感じているそんな空間と時間がこのCDの中には収められています。

最近のThe Great Jazz Trioのクリアな音とは違った熱のこもった音、それは確かにその場で作られたものなのだけれど、裏方のスタッフの力もきっと大きいに違いない。

プレイヤーもオーディエンスも素晴らしいのはいうまでもないけれど、その素晴らしさを余すところなく収めている素敵なCDです。

Jazzライブってこんなもんなんだよって、きっとこの作品に携わった人たちは胸を張っていえるような、そんな素敵な素敵な作品でした。