９Ｓもとうとう最終巻か……と読み進んでいましたが、アレ？本当に終わるの……ええっ続いてくれるんだ――と、良い意味で裏切られた事をしりました。

　作者の葉山さんも、あとがきで書かれていましたが、９Ｓは行き着くところまで行く様ですね。読者としてはこれ以上嬉しいことはありません。

　毎回、由宇や闘真が死にそうになったりと、少々心臓に悪い展開もありますが、まだまだ真目家と峰島家の謎や、マモンと八代がこれからどう転ぶのかなど、決着を付けなければならない問題が山積み。

　多くの作品が、ページ数の関係で曖昧にしてしまったり、結果のみを書いて終わり――という状況が多いなか、細に入り微に入り決着を最後まで読者に届ける物語は、やっぱり９Ｓですね。

　今巻も、ハラハラどきどきの展開で、早く次巻が待ち遠しいです。

つい先日購入して一気に読みきったのですが・・・
やはりラノベはここいらが限界なんでしょうか・・・まあ、あまり面白くはなかった、というのが正直な感想ですね。
なんというか、ラノベってどうでもいいことをだらだらと長ったらしく書いてる作品が多いですね・・この巻も、200ページくらいまでは退屈で退屈で２度ほど投げ出しそうになりましたが、そこは根性で。そこを越えてからはまあまあ楽しめる内容でしたが。

ほんと乙一さんとかを見習って欲しい。東野圭吾の「悪意」とか、まあジャンルは違いますが、無駄を一切省いた、面白さだけを凝縮した作品を読んでいただきたいです。やはりラノベの限界点なのかな・・・

要するに無駄な部分が多すぎて、作品全体の平均点を下げまくってるんですよ。
200ページまでは10点
200ページ以降は65点
平均点37.5点
と言う感じ

200〜250ページくらいの薄いのでいいので、もっと面白さを凝縮した作品を作っていただきたいと切に願います。

あと、峰島由宇がハダカとか、「えっなんでハダカなの！？」とか、そんな描写、いらないですから・・・あとお風呂一緒にとか・・・そんな描写もいらないですから・・・
ギャルゲーじゃないんだから・・・

黒川率いる「海星」によって、「遺産」の情報を奪われてしまった由宇たち。遺産犯罪組織や国家を次々に破壊していく海星たちを受け入れる声が世界中で上がり始める。一方、覇気を失った由宇を闘真たちはなんとか立ち直らせようとするのだが...

「ADEM編」はもう少し続きそうです。マモンも相変わらず頑張ってるし、由宇は落ち込んでるし。今回は、闘真がこっそり闘っていたり、麻耶と由宇が闘ったりしてますが、萩原君とか、八代君とかも戦ってます。（由宇も普通に敵と戦ってたりしますが。）アクションが多い中、今回はやっぱり見せ場は八代でしょう！やってくれました！次も楽しみです。

ADEM編長いなぁていう気がしますが、代わりに今回の巻はかなり内容が濃いです。

色々な謎が明らかになっていきますが、最後らへんに出てきた新たな謎が凄く気になります。(^_^;)

今回は八代の活躍がスゴイです!

ナインエス8巻がついに読める…葉山さんの体調が直ってよかった…約1年間ぶりの続巻なんで買ったら即読み切ります。八代が活躍するといいなあ