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ぼくのボールが君に届けば (講談社文庫)

価格: ¥596
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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「野球を愛する男」を愛する貴女に。 ★★★★☆
収録されている短編すべてが野球と死をモチーフとした作品。
著者の野球を愛する気持ちが伝わってきます。

今まで野球について何の思いもなかったのですが、
なんとなく「野球を愛する人」のことを理解できたような気になりました。
「青空にボールが舞い上がった時、皆がひとつのものを見上げてるってことが俺は好きなんだ」
純粋に野球を愛する心が伝わってきます。

また角田光代さんのあとがきも秀逸。
キャッチボールでいうところの「ボールを投げられた側」を描き、
そのボールを自分で取りにいく=その凛とした生き方、と解説している。

これでまた全ての短編が再び心の中で輝いた。
受ける球の重い軽いって,あるよね。 ★★★☆☆
キャッチボールって面白い。だって変なボールを投げても,取りに行くのは相手で,投げたほうは「ごめんごめん」って謝っていればいいから。こういうセリフが複数の物語に出てきます。言われてみれば確かにそうだ。面白いね。

作風が重松清に似てるんだけど,「30代後半で家庭に疲れ気味の会社員」ってのが典型的な主人公像である重松作品に比べると,多くの短編では主人公の年齢層がやや上。しかも人生のバリエーションが多く感じます。

それゆえに身につまされるとか,感情移入とかはあまり起きないんだけど,同じテーマを描いているのにこれだけ幅広い背景を用意できるのかと,作者の引き出しの多さに感服。
やさしい気持ちになれる本♪ ★★★★☆
どの話も野球にまつわるエピソードが書かれている。それは過ぎ去った日々の懐かしい思い出であったり、生きていく張り合いであったり。この作品を読んでいると、キャッチボールがとても素敵なことに思えてくる。人は、いろいろな人生を抱えて生きている。だがどんな人でも、キャッチボールのときは笑顔になる。それはボールと一緒に、お互いがお互いの心を受けとめ合っているからではないだろうか。切ない話が多かったが、読んだ後にやさしい気持ちになれる作品だった。
うーん、小学生には? ★★☆☆☆
横浜○葉・渋谷○張中等の入試問題で出された作品(短編集)。メインタイトルの作品は良いのだが、例えば最後の短編など小学生にはどうかな?と思わせる内容のものが幾つかある。もちろん作者は小学生を読者に想定している訳では無いので仕方無いと思うのだが、父親から娘に「読んでごらん」と手渡すには躊躇してしまう。
久々によい感動をもらえました♪ ★★★★★
しんどい時や、もうどうでもいいって時に読んで、少し気持ちが楽になれました・・・
出てくる人は病気や後悔を持っている。。。
でもつらいことも、きっと乗り越えられる☆
どんなことでも意味があるし、神様もいる。だから頑張っていこう、大切な人に届けたい言葉だと思います。
私は野球は下手だけど観るのは大好き!です。
野球が、上手い・下手、好き・嫌いではないんだ、というメッセージが伝わってくる。野球が人が好きになる、そんな話です★
このレビューを読んで、本と出会って、みなさんが力をもらえる事を祈ってます~☆