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金髪のジェニー ~フォスターの夜会

価格: ¥1,050
カテゴリ: CD
ブランド: ワーナーミュージック・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
最愛のまま34年目 ★★★★★
 デガエターニやグイン達による、本CDの演奏に出逢ったのは1976年6月。アメリカ建国200年祭の直前、愛用のラジオを通じてでした。当時、十代だった私は、直感的に本作の「良さ」にうたれ、その場で急いでテープに録りました。
 以来30余年、何かあった時、この演奏を必ず聴いていました。
 その度に前向きに生きる勇気が得られた気がします。そうやってずっと支えられ34年になります。
先日、この素晴らしい演奏をCDレベルの音質で聴きたいと思い、祈る気持ちで検索すると・・・ここに見つけました!!Amazonで探して本当に良かったです。身内にも薦めたくて2枚目を買いました。
 どの曲も素晴らしいですが「金髪のジェニー」と、フォスターが亡くなる数日前に書かれた「夢見る人」がおすすめです。また、「良き時代がやってくる」は、フルートの響きが本当に幸福を運んできてくれそうです。「そのいくさに兄はいました?」は、曲全体も感動的ですが、素朴なメロディオンの前奏を聴いただけで涙が出ます。他の曲も秀逸です。若きアメリカのみずみずしい世界に触れてみて下さい。
一人でも多くの方に聴いて頂きたい、心の支えになる貴重な1枚だと思います。
フォスターの心を知ることができる素晴らしい歌曲集 ★★★★★
このアルバムはLP時代から何度も聞いていた。
アナログプレーヤーが無くなって久しく聴いていなかったが、
CDを見つけて懐かしく思って購入した。

フォスターの美しい曲は我々日本人にとっても懐かしいものであるが、
日本の昔の小学校にもあったオルガンや当時のピアノで伴奏している
この演奏スタイルは何とも言えない郷愁を誘う。
「大草原の小さな家」に出てくるような人々の生活の中で歌われた感じを
思い浮かべならが聴いてみると良いだろう。

歌っているメゾ・ソプラノとバリトンの歌手は実に見事にフォスターの
世界を現代に蘇らせてくれる。
思い入れをこめて切々と歌っているので幾度となく目頭が熱くなった。

1曲目「金髪のジェニー」を歌っているメゾ・ソプラノは大変素晴らしい。
曲自体の美しさもさることならが彼女の丁寧な歌い方が一層美しさを引き立てている。
初めて聴いたときは思わず涙がでてきた。

一般的にはほとんど知られていない曲も沢山収録されているが
フォスターらしい美しい曲が多いのには驚く。
中でも「心地よく眠るアリス」はとても美しい曲で「優しいアニー」も
歌っているバリトンの声が抜群にソフトで優しい。

またメゾ・ソプラノが歌う「赤い薔薇よ、いついつまでも」「幸せに安らぐ君」
「夏を待ちくたびれて」はシューベルトの歌曲に匹敵する親しみやすさと
格調さを持つ名曲だと思う。
入門盤にして決定盤 ★★★★★
「なんで皆して安易なフォスターの歌なんか歌うんですか?」
かつてこんな愚問を発した者がいたそうだが、このような発言は、
フォスターについて無知であることを表明することにほかならない。
彼は決して安易な作曲家などではないのだ──
独学で音楽を学んだ若者の作曲した曲が、海を越え、世代を越え、
200年近く経った今でも、人々の心をつかみ、愛唱されていることが、
どれほどの偉業か…想像もままならないほどの規模ではないか。
また、彼は、「夜会のポルカ」などの器楽曲も遺している──
この「夜会のポルカ」だけでも、充分に、一聴、いや、十、百聴の価値がある──
作風は、けれん味がなく素直、暖色にあふれ、クレヨンで描いたように素朴で、
かなしみの暗雲もすべて乗り越えたところに、太陽のごとく輝いている。
しかし、実生活は、出版社(当時は録音技術がまだなかったため、コン
サートに行かないなら楽譜を買うしかなかった)が利益のほとんどを
握ってしまっていたため、極めて貧しく、フォスターが亡くなった時に
持っていたお金といえば、ほんの数十セントであったという。
早書きの作曲家、早逝の音楽家、歌曲の大家として、かれはまさしく、
アメリカを代表する作曲家としてアメリカが誇るべき、また、「アメリカ
のシューベルト」として、世界が誇るべき音楽家であると断言できよう。

このCDは、そんなフォスターにふれるのに最高だ。値段も手頃で、
演奏も極めてよい。フォスターの素朴な作風を率直に表現している。
また、当時のスクエア・ピアノ等を使っていて、当時の雰囲気を味わう
こともできる。

まさに、「入門盤にして決定盤」、という賛辞が、ふさわしく思われる、
誰にでもおすすめできるCDである。
まったりする一枚 ★★★★★
 週末の午後をぼんやり過ごす時に手元においておきたい一枚。
日頃の慌しい生活を忘れて、金髪のジェニーを聴きながら、珈琲片手にカール・ラーソンの絵に舌鼓を打ったりしつつ、古き良きアメリカに想いを馳せるなんて週末もたまには一興なんじゃないですか?
のどか、そして涙 ★★★★★
フォスターがどちらに向いてるのかもわからないぐらい作曲家も音楽的技法も知らない音楽音痴ですが、ただぼーっと聞いていると、のどかな気分になって、そのうち不思議となつかしくなって、涙が出てきました。アメリカの田舎なんて知らないのに。人間は国籍に関係なく、みんな同じ心のふるさとを持っているのかもしれませんね。