漫画は総合力だと思ってます。
私はこの作者さんの出しゃばったりしない所（原作崩壊しない所）が好きです。
画力はつきつめるとキリがないだろうし、最低限できてたら他で埋めれたらいいかなと…。

ネームは着々と上手くなってるし、大ゴマ小ゴマ使い分け、間の使い方等余裕が見られ始め、
初期の頃のシナリオに忠実に進んでた時の妙なバタバタ感は緩和されました。
シナリオでもアレンジが出始めてます。

山場のルークが絶望していたあたりはよかったと思います。
あのシーンを上手すぎる絵で埋めてしまうとリアリティが増して重すぎるので最後まで読めそうにないです。
私個人の価値観、印象から見ればあの作風のほうが
シナリオの重さとちょうどいいバランスとれてるんじゃないかなと思います。

ただ今回はアニスとイオン様がちょっと…なのが目についたので　星４つですｗ

散々言われている『絵』に関してですが、完全に好みの問題ですね。

私は好きですよ?
描き込みも十分ですし、あとコマ割とか構成も。


ルーク断髪までの話と、アッシュの過去の外伝が収録されており、両方とても良いです。



あとは漫画版では更に、ナタリアが好きなのは、ルークでもアッシュでもなく“あの日プロポーズしてくれた思い出の中のルーク”という印象を受けます。

ルークが偽者と解った後の手のひら返しな態度とアッシュへのアプローチは本当に…腹立つ仕上がり。



全体的に良く纏まった良い作品だと思います。

2巻ではアニス、ジェイドらのキャラの顔が最悪で
3巻はカラーページや外伝目的で購入しましたが、
キャラの顔が少し落ち着いていてイラストは3冊ある中でこの巻が一番良い。
それでもまだ下手な方なんですが…。

というか、展開がかなり早い気がします。
アビスやってない人はついてけないですよコレ。
まぁそうしなきゃ、永遠に続きそうですが…。

アクゼリュスのガイやアニスの台詞や、断髪ムービー直前のティアの台詞がカットされていたりと、少しソフトな感じになってますね。
そこも良かったかな…。

本当は★2つですが、個人的に外伝が気にいったので★3つ。


なんか感じからして第2部当たりで漫画終わりそうな気がします…;

特別良いと言える点がなく、特に悪い点も見当たらない…まあ、単なるゲームのコミカライズか、といった感じで。

従来のテイルズシリーズの漫画作品は、ある程度シーンを省いて5、6冊(多くて8冊)に話を収める、というものでしたが…

ジアビスは、このままだと間違いなく10冊超えます。

話のカット具合は適度。しかし、外伝が多い!しかもその外伝がマ王本誌では本編をお休みしてまで掲載されるんですね〜小冊子で。いかにも単行本収録されませんよ的なものとして。

この巻に外伝が収録されたとなると、今後も一冊にひとつは掲載されるのでしょうね…(現在だけで外伝は3つも有る…)そういうのは書き下ろしで載せるとかまとめたものを一冊にしてみてはどうですか、と言いたくなります。

作品としては並。しかし読者へのパフォーマンスが良くない。せいぜいテイルズオブジアビスがOVA化される頃には師匠と一回目の決着はつけていてもらいたいです。

なお、この評価には、バトルシーンの適当さに対するものも含まれています。

3巻を開いてみてまず思った事が「あれ？2巻買ってなかったっけ？」でした；

私が忘れているだけかもしれませんが、これはなんと言う超展開。
漫画のペースとしてはこんなものかもしれませんが…。
いちいち細かくやっていたら何年掛かっても終わりませんしね；
でももう少し記憶に留まるくらいにはして欲しいかも…

絵については散々な言われようですが、漫画としてはこんなもんなのかなと…
でもイラストレーターとしてはちょっとアレかなと…

特に気になって仕方がないのはアッシュの眉毛が今にも繋がりそうな勢いで描かれている事ですかね（笑）
その内生え際と眉毛が接触しそうなデコの狭さも凄く気になりますが…。
ツインシグナルみたいにならないよう、もう少し丁寧に描いていただけたらと思います。

今作で一番良かったと思ったのはガイにアクゼリュスの件で「失望させるな」と言わせなかった事です。
ゲームでは全員がルークを見捨てるようなセリフを吐いて立ち去りますが、スタッフの陰謀と言うか、無理やり見捨てるように持っていった感じで、あの点だけは納得が行かなかったのです。

ガイならあんなに取り乱したルークを見捨てては行かないだろうと思っていたので、この漫画のセリフへの配慮はとても好きです。
共謀犯のイオンも、もうちょっと黙ってくれれば言うことなしですが…。
そもそもイオンがダアト式封咒を解除していった事の方が重大なのではと思っていたので、あの場面で物申す態度が少し引っかかります。


次巻も期待してます。