主役であるリック・オコーネルがアメリカ人であることに対して、
ヒロインのエヴリンがイギリス人であることから、
それぞれの国からの人間が多数登場しています。
その中で交わされる皮肉やジョークには、
米と英でのニュアンスの違いによる陰影が面白く表現されていて、
アクションとスリルが炸裂する映画を堪能した後に、
改めてこの本を読むと「ハムナプトラ」の楽しさが、
倍増されることでしょう☆
惜しむらくは、
イムホテップ達のアラビア語が解説されていれば、
もう少し楽しめる本になっていただろうと感じたことです。