９４年発売時には、初回限定として仮面が浮き出たような特殊ジャケットで発売されました・・・
かなり前にリマスター盤が出ましたが、せっかくなら限定仕様を再販してくれたら・・と悔やまれます。
鬼才ギタリストｈｉｄｅ記念すべき１ｓｔでございます。
当時仕事をしていた私はこれが欲しいために、閉店時間ギリギリのレコードショップに駆け込んで買いました（笑）
そんな私の期待を微塵も裏切らない素晴しいアルバムは、これだけの歳月が経った今も色褪せることを知らず、弾けさせてくれています！！
このアルバムを制作するにあたってｈｉｄｅは、ボイストレーニングにかなりの時間を費やしたそうです、それは、トレーニングに付き合った人も
ビックリなほどに・・・・そこからも相当の意気込みで制作されたものだと納得させられてしまいます。

聴き所は数えだしたらキリがありませんが、本人が目指していた「サイコロック」は早くも姿を見せつつあります。
まだ未体験の方にも是非聴いていただきたいです。
いまでも愛され続けられる理由が、もしかしたら解るかもしれません
日本が生んだ絶対無二の鬼才ギタリスト
それが、ｈｉｄｅ　です。

アメリカみたい、とまず思う。大雑把に言えば、高度資本主義的と言い換えてもいい。なんでも取り込み、その消費によって生じたエネルギーが新たな生産を産む。新しく生まれたものの密度が薄まることなく、むしろより精度を高めた新たな消費を促す。欲望の拡大再生産ということ。この果てることのない運動の一局面を切り取って定着させたようなアルバムだ。アメリカがさまざまな人種を呑み込み、多様な言語を呑み込み、世界中で錯綜する情報を一気に呑み込んでしまうように、このアルバムはポップもノイズもサイケもすべて自らの胃袋に収めてしまっている。このアルバムの胃袋は間違いなく肉食である。
このアルバムの肉体的な特徴が強靭な胃袋であるとすれば、精神的な特徴はその潔さである。それも、大和魂なんて言葉を持ち出してきたくなるような種類の潔さである。それは、目の前にある事柄はすべて受け入れるという気持ちであり、この気持ちがあるからそこここで歌われている孤独や愛はお手軽な連帯に紛れることなく精神の深い部分につながっている。hideの精神の深い部分、つまり魂の問題を意識していることは、アルバムのオープニングを飾る絢爛たるインストゥルメンタルに"共通の魂を持った者の共同体"とでも訳すべき造語がつけられていることからもうかがい知れる。
hideがシンパシーを感じていたアメリカン・オルタナティブのミュージシャンたちは高度資本主義的な社会の苦悩を歌っているが、大和魂と肉食の胃袋を持ったこの作品は彼なりのアメリカン・オルタナティブ・シーンへの共闘声明でもあるはずだ。

ハードなアレンジでも、ポップなメロディーで、聴きやすいです。楽曲もオリジナリティーがあり、YOSHIKIとはかぶらない個性があります。ボーカルも、ファーストアルバムですが存在感あります。セカンド、サードアルバムとくらべると、かなり尖った感じを受けます。

ｘがメジャーにデビューし思うような活動ができないなかでソロデビューした印象がありますファンを大切にする、その姿勢がたくさんのリリースアイテム、ツアーの多さという形であらわれています。このアルバムも自分の音楽に対する初期衝動をイメージして作ったとコメントしていましたがこのアルバムでもファンのことを考えているのではと思います。ソロデビューは２枚のシングルこれはポップな面とノイズ系の曲この２枚のシングルはファンは予想できたが、やっぱりと思われるのではなく思ったとうりイイできという感じでファンを裏切りませんでした。アルバムはそのほか様々な曲が入っており、ファンを飽きさせません

記念すべきヒデのファーストアルバム!僕は一曲目のインストが大好きです。優しいメロディーの中に強い決意が感じられます。ヒデってアルバムの一曲目は絶対インストを持ってくるんですよね!みなさん意識してました?ソロになって、曲によっては歌に専念することもある中、ギタリストとしてのプライドを示しているように感じていました。このアルバムでヒデは色んな顔、守備範囲の広さを見せてくれています!買って損はないです。曲数も多いですしね!一生付き合うことになると思いますよ。キッカケや時期は人それぞれ違えどヒデを好きになってよかったって気持ちになれます