『不道徳は真の道徳となる』とは三島由紀夫の著書☆不道徳恋愛講座の中からの引用(鈴木いづみはこの本を制服時代に熟読してたとか)で、それはこの本のみならず鈴木いづみ著書から度々、実感、読後感想として反芻させられる言葉。なんだか社会や常識に無駄な努力に体力・精神を消耗している自分に出会い少し辛く、そして自分を生きる羅針盤を見つけた発見というよりは憶い出した、目が醒めた!というカナリの刺激を感じた本です。

鈴木いづみの本は何を読んでも等身大の彼女が伝わる。
その時を生き抜いた彼女の姿が痛々しいほど伝わる。