一番ハズレの少ない完成度の高いアルバムだと思います。
國府田マリ子のアルバムは全て聞いていますが、全曲とも好きだと言えるアルバムは個人的にこれだけです。

独特の世界観、抽象的な描写、浮遊感があり、かと言って今までの奇をてらったアレンジ、曲もなくすんなり耳に入ってくる聴き心地良いアルバムになっていると思います。

オススメします!

前作まではプロデューサーに井上うにを迎えていましたが、今回の作品は國府田マリ子本人による完全プロデュース作品になります。また、全１０曲の作詞も全て國府田マリ子が担当し、アルバム全体に國府田マリ子ワールドが展開しています。シングル曲は１曲も収録せず、全曲アルバムオリジナル曲。１枚の作品として、完成度の高いアルバムになっています。１冊の小説を読むように、このアルバムを聴いて下さい。