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ブッシュ [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: 角川エンタテインメント
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これは悪意ととってよいのだろうか。 ★★★☆☆
レビュー書いていて、★3つというのはあまり褒められたものじゃないけれど、130分観て終わってみると、『あ、やっぱ3だな。』と思ってしまう。そういう作品。

学生時代から大統領になるまでの半生をインサートしながら、9.11以降のイラク戦争で政府が如何に混迷していたかを描く。ブッシュもとい、W.のソレは既に世界中の周知であり、オリバー・ストーンは皮肉とも言えない虚仮にしながらも、W.の人間性を紡ぎだそうと努力する姿は見えた。ストーンがW.を題材にする時点で観る必要がないと思われる方も多いかもしれないが、その通りですw
経済、そして軍事大国でもある合衆国のトップがここまでの人間だったかというのを面白おかしく観れればそれは正解ということ。ただ、その中で、あまりにも多くの人間が亡くなり、大怪我を負ってしまった事実を何だかサラっと見せてしまうあたり、嫌な性格してるなぁと感じてしまう。

豪華なバイプレイヤー達はこれ以上ないくらいの適役ではあったが、似すぎていることで、そして、あまりにもリアルタイムであることが、視聴者には飽きを生んでしまうかもしれない。どれだけ演技を披露してもユーモア以上に表現されないからだ。
チェイニー、ライス、パウエルは笑えたけれどね。

マイケル・ムーアをヨイショするつもりはないけれど、やり方を間違えるとこうなってしまうのだ。
非凡な政治家の評価は? ★★★★☆
彼を無能だとせめる映画ではなく、人間ブッシュに焦点をあてた映画で、とても面白かったです。
元アメリカ大統領のブッシュが、とても非凡な人だと判りました。
政治家としてはともかく、人間として波乱万丈で、興味深い人物に描かれています。
ジョシュブローリンが名演しています。
余談ですが、日本の田中角栄元総理は、一度会った人の名前を忘れない、とても人を惹きつける人物だったそうですが、
政治家としての評価は、とても意見が分かれます。
ブッシュも同じ様な人物だと思いました。
バカ息子 ブッシュの話 ★☆☆☆☆
鑑賞中、ジョージ・ウォーカー・ブッシュの体たらくブリに、再び腹立たしさを感じた。
そこまで思わせてしまう、ダメ人間ブリの演出が高得点。

自分の器量を、自分自身で客観的に計測する、
その重要性を意識させられる。

石油利権、ドル基軸確保のためのフセイン追い込み (嘘かホントかわからんケド)
あたりの裏側のゴタゴタや、アメリカの暗部も描いてくれれば楽しめたのに・・・
見ているうちに、ジョージWブッシュが、哀れに思えてくる。 ★★★★☆
大統領になった父、優秀な弟、名門ブッシュ家に対する
コンプレックスがひとつの伏線となっている。

勉学の才能には恵まれなかったが、単純明快な人柄、
人の名前を忘れないとか、共感を得るといった人間関係能力に優れ、
ついに大統領になってしまう。

そこからが彼のそしてアメリカ合衆国の悲劇の始まりだ。
9.11.をてこにして、側近の言うがままに戦争に突き進む
ブッシュ。自らの「器」を理解しなかったことと、
適切な側近を選べなかったことが原因だろう。
パウエル国務長官の進言を受け入れず、
他の側近も自らの出世のために、信じるところを
曲げてしまう。

「無能だ」とコケにするのは簡単で、かつ受けも良さそうだが、
この映画は、冷静にブッシュを描くことで、
「どうしてこうなってしまったのか?」と自問させるつくりになっていると思う。
見ているうちに、「哀れさ」を感じた。
ライスがクリソツ ★★★☆☆
反戦志向の強い社会派監督オリバー・ストーンが今回テーマとして取り上げたのが、あの悪名高き第43代合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュ。この人に関していい噂というのはほとんど聞いたことがないのだが、歴代大統領の中でもこれだけコケにされた人もあまりいなかったのではないか。9.11事件の報告を受けた時も、イラク人記者から靴を投げつけられた時も、まるで他人事、何事もなかったことのように受け流すブッシュは、よっぽどの大物か○○○○だ。しかし、本作はブッシュをコケにした映画というよりは、その特異な人格形成の謎?に迫ったわりとヒューマンな作品になっている。

ブッシュ陣営が9.11以降イラク戦争へと突っ走るシーンと、ブッシュの青年期〜テキサス州知事までの回想シーンが、交互に映し出される構成となっている。主役のジョシュ・ブローリンは顔かたちが実物にあまり似ていないのだが、観客に違和感を感じさせない役作りはさすが。ブッシュ・パパへのコンプレックスに悩み、若い頃は定職にもつかず職を転々とし、アルコール依存症でTVの野球観戦が大好きな俗物男になりきっている。

ブッシュの取り巻きを演じた脇役陣の激似メイクが、これまた場をなごませている。特にライス国務長官役の女優さんは、演技どうこうより単なるそっくりさんをキャスティングしたという感じ。リチャード・ドレイファスも負けじと特殊メイクで副大統領チェイニー役にのぞんでいたが、激似度ではこのライスが群を抜いている。他にもラムズフェルド(スコット・グレン)やパウエル(ジェフリー・ライト)なども実名で登場してくるのだが、ホワイトハウスで行われる秘密会議が思ったほど生々しくなく、タカ派の閣僚たちに操られるブッシュの哀れさ・こっけいさが際立つ演出をあえてとっている。

つまり、マイケル・ムーアのようにブッシュを根っからの悪人として描いていないのである。9.11にブッシュ政権が関与していたとみなす陰謀説にも懐疑的と言われるオリバー・ストーンは、大統領にまつり上げられたブッシュにむしろ同情の目をむけているのだ。「家名に傷をつけるな」とさんざんパパになじられ続けてきたブッシュは、単純に自分の周囲の人間(特に父親)を喜ばせたかっただけなのではないか、とでもいいたげなのだ。センターへの大飛球をジャンプ一番ファインプレイ!と思いきや、そのボールの行方を見失ってしまう(大量破壊兵器を発見できなかった)男への声援は、やがて大ブーイングへと変るのである。