とにかく絵柄に展開、キャラクター、二次創作の様です。作者が元々同人関係の方ですから、オリジナリティがなくて当たり前かも。

まぁ…、パクり先の[グラップラー○キ]や[○キ]、[範馬○牙]に[○狼伝](板垣版のみ。原作及び谷口ジロー版は傑作)自体破綻しまくって風呂敷が畳めなくなってる作品ですから…。

衝撃のあまり呆然としてしまった第12話が収録されている巻です。

敵のグレンチコの連続攻撃（防御も含む）がスゴイ！
軽く腰を溜めつつ　右ロー！
右足を素早くおろしつつ、溜めた腰のバネを開放して右ストレート！
右足を軸に左回し蹴り！（おそらく最初から誘いをかける為の技）
左回し蹴りの回転を殺さずそのままローリングソバット！
大技が来ると予想し、ソバットを回避しながら攻撃をしかけてきた主人公シンシアの攻撃を難なく防御！
がら空きの足を払い、シンシアを転ばしつつ、受け止めた左脚を掴み、そのままサブミッションに移行！腱をぶちぎる！

いやぁ・・・ここまで見事にマジに格闘しているマンガは初って感じです。
連載されている雑誌を定期購読しようかと考えたほどです。
普通、ここまで全身の動きを描いてくれません。　
そのクセして絵がすっきりとしていて見やすい！

そしてアクション、絵も素晴らしいのですが、ストーリーもいい！

「夢がないでしょうよ。人殺しする覚悟決めたヤツ・・・
ためらいもなく背中を刺せるヤツ・・・そんなんが実戦で一番強いってんじゃあ」

このセリフには主人公のシンシアだけでなく、読者の私も深く感銘を受けました。
すぐさま発売されてる巻を全部買ってしまったぐらいです。
格闘好きにも、熱血好きな人にも薦められるいい作品ですね。

美？少女に迫る魔の手
ロシアン＆ドール＆マスクマン
禁断の愛（シスコン）から逃れるすべはあるのか！？
フルコース６人前すら前菜。凶器（狂気）の日々が訪れる！

カバーがピンク基調。巨乳体力測定のせいだ。
さらに磨きがかかるバキっぽさ。もう「グラップラーデコ」とか改名してもいいくらい。痛みに耐えるガイジンの顔がモータマラン。
最近の格闘漫画は展開がぬるくて結局ド○ゴンボール的インフレバトルになるんだよなぁーって思っている方にオススメです。

何気に裸が多いけど、多分傷痕を書きたいだけだと思う。
カバー裏のおまけ＋INTERMEZZO（話と話のつなぎ）もしっかり継続。巫女vsムエタイの写真付。