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どくそせん

価格: ¥1,700
カテゴリ: 単行本
ブランド: イカロス出版
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ミリに興味がない人にぜひよんでほしい! ★★★★★
わたしがミリタリーに興味をもち、ぞっこんになったきっかけの本です。
最初から最後まで、読みやすくわかりやすく、独ソ戦についての全体がおもしろく読める本です。
主なイベントはおよそ網羅していますし、独ソ戦について一冊で全部を舐めている本は少ないのでは。

最近に多い、○○本などと比較されるのが癪なくらいおすすめです。
アニメ絵?やミリに興味がない人にこそぜひぜひ読んでほしいです。
素人には馴染み無いWW2の東部戦線 ★★★☆☆
ミリタリーマニアで東部戦線を知らなければモグリだろう。しかし、あまりにも巨大・広大すぎて日本人としてはなかなか理解しにくい。規模が1桁違うのだ。
その辺りを図表入りで解説してくれるので、理解は非常に高まる。
しかし、萌え系(?)少女イラストがあまりにも下ネタで、ちょっと引く。残念。
ハードルは高いけど入門書 ★★★★☆
米国製戦争映画ではほとんど扱われず、日本人にはなじみが薄いためにあまり理解されていませんが、第二次大戦の本当の主戦場はこちらであり、参戦国もナチスドイツ、ソ連以外にフィンランド、ルーマニア、ハンガリー等々の東欧諸国も参加した5年もの長期に及ぶ戦争であった独ソ戦を1冊にまとめてあります。
ただし、膨大な内容を300ページ足らずに押し込めるのは難しく、軍事に関して結構な基礎知識を要します。
また各章の冒頭にあるショートマンガや1コママンガコラムは、ネタをエロく結構上手に処理されていますが、肝心なギャグの手書き文字が下手くそで、小さくバランスが悪いため、全体の足を引っ張っています。
現在、独ソ戦全般について簡潔にまとめられた書籍はこれ以外に見あたらず、ハードルは高いながら独ソ戦の入門書云えます。
独ソ戦と我々の距離感 ★★★☆☆
正直、自分は軽いネタ感覚で買いましたね。

過去から近年の通史は読破しているし、正直なところ、あまり「萌え」にも興味はない。「こういう本もあるのかー」「こういう本もあるのだよ」という感覚で、「つい買ってしまった」(笑)。

「文」の方は、及第点以上と思います。ここ何年かの独ソ戦関係の書籍は押さえて、それらを上手い具合に総括している。もうちょっと突っ込んでもいいかな…というところはありますけれどね。兵站とか、独ソ双方の「蛮行」など、もう少しね。アイコントークにちょっと注文をつけたくなるところはあるけれど……まあ、親しみやすさを作ろうという意図は理解できます。

とすれば「萌え」を入れているのを、どう評価するか…に尽きるのだろうけど、本質的な興味関心事ではないため、自分としては評価を留保したくなる(苦笑)。パロディ的な要素を付け加えるのは「悪くない」とは思うわけですが、大国が存亡を掛けて行った総力戦(地上戦では、今のところ史上最後の総力戦と言っていいでしょう)である「独ソ戦」を扱うには、ちょっと軽くなってしまっているかな、とも思えます。

独ソ戦って本気で紐解けば、すごく重苦しい雰囲気がありますよね。その一方で、特に超人的な活躍を見せる独軍VS.物量ですりつぶす赤軍みたいな対決図式による、ロマンを感じさせる戦記もある。ただまあ、独ソ戦は、自分も含めて現代の日本人からしてみれば、「Long and long time ago.Far and far away」なお話です。時間的・空間的な隔たりって、おそらくヨーロッパの人から比べれば、それはそれは大きなものでしょう。何かの切っ掛けで独ソ戦に興味を持った人も、ロマンから入って、さらに深く追いかけようとすると、実際には重苦しい空前絶後の総力戦の現実に押しつぶされて、踏み込みきれず…とうのが多数なんじゃないかな。

そして、そんな距離感が、軽みの極致とも言うべき「萌え」を入れようという実験を可能にしたのではないかと思います。太平洋戦争の重苦しい戦いを「萌え」でやろうとすれば、これはあまりにも近すぎ、躊躇われる。もっと別の戦争でやろうとすれば、さらにさらに膨大な距離感のおかげで、売り物にならない可能性が高い…。とは言っても、元からして、アメリカと日本が戦争をやったなんて「信じられない」「知らなかった」という世代が多数いる現在ですから、軍事史そのものがあまり見向きもされないだろうって実感があるわけなんですが…。

ともあれ、「萌え」というネタが入って、世の中に、軍事に目を向けようって人の裾野が広がれば、それはそれで結構かと。まあ、これが切っ掛けでもっと歴史に興味を持つ人が増え、政治的なバイアス抜きに、軍事史に目を向けようという人が多くなるのならば、悪くはないでしょうかね。
萌え戦争本では一番楽しかった ★★★★★
詳細な解説で、この一冊あれば独ソ戦を包括的に知ることができる。
軍同士の戦闘を中心に語られているため、過度に陰惨にはならず、読みやすい。

イラストは単なる解説のための図に留まらず、漫画として楽しめるものになっている。
極めてマニアックで危ないパロディが豊富。悪ノリを笑える心の広い人向け。

楽しく真剣に書かれた良書。あるいは奇書。