この、「インフレ襲来！資産崩壊に勝つ投資術」は、個人投資家向けの書籍で
あって、今後投資家としてリスクをある程度回避出来る情報があれば大変参考に
なると思われる。全ては、個人・自分の責任に於いて投資するのであるから
将来のことは、予想で充分であると思われる。無責任な予想をしないだけ、まだ
親切である。

インフレが起こったときに、なぜ株式投資がインフレに強いのかということは経済の歴史が証明していますよね〜。
暴落があっても時期が経てば、いつも暴落をはるかに凌ぐ成長が到来しています。

この本、私には結構ためになりました。
日本の年金も投資で運用を始めれば、大量の資金が市場に投入されますよね〜。


将来のことは何が起こるか分かりません。分かったように決め付けてくるよりよほどわきまえているように思いました。

私は「お勧め」に一票です！

インフレが起こったときに、実際どのような状態になるのか
分析が弱すぎて、なぜ株式投資がインフレに強いのかの説得力
がまるでない。

インフレ時に為替がどう変動するのか、外国人投資家がどう
動くのか、相場にどう影響するのか……
そういったことについての言及がまるでないまま、いきなり
「現金は危険、投資しろ」じゃ本を読む必要がない。
大暴落の可能性だってあるだろうにね。

インフレの起こる理由も、矛盾だらけの床屋政談レベル。
インフレが起こることには異存はないが、もう少し説得力の
ある分析をしてほしかった。

残念。

デフレの世の中に慣れ過ぎた我々にヒタヒタと迫りくるインフレの足音。
大根1本？千円の世界で生き残るためにもぜひお薦めしたい1冊です。