オアシスとのツアーを終えてからウェールズでレコーディングされた2nd。制作中に次々とインスピレーションが浮かんできたというだけあって、サイケデリックな勢いを感じさせるアッパーな仕上がりだ。プログラミング、アコースティックなど、手法の豊かさが見事。

　1stのエレクトロニカ路線から大幅に進路を変えたKasabianの二作目。
　このアルバムには前作にはなかった壮大さがあり、スタジアム栄えするアンセムが全編にわたって散りばめられている。しかし、全曲確かにキャッチーで音楽的なレベルは信じられないくらい上がっているのだが、一曲一曲のインパクトと中毒性が落ちてしまったような気がする。それに個人的にだが、彼らにはもっと前作の路線を残してほしかった。
　だけどこのアルバムに感じられるジャケットのような中世の王国のような雰囲気は、1stとは違った不気味さとかっこよさがあり、無二のKasabian帝国を作り上げている。
　それに今年はサマソニで彼らを見たが、このアルバムの曲はやはりライブ栄えしていたし、最高だった。オアシスが危うい今、そのあとを継げるのはやはりこいつらなのかもしれない。

1stの得体の知れない様な緊張感が消えて残念…

いい曲はあるんですけどカサビアンの底が見えてしまった感じがして拍子抜けです。

1stが凄く好きな人には、微妙なアルバム。
何度も聞いたがあまり2stは好きにはなれませんでした。

最高なアルバムだと思う

前作と同じ路線を期待したファンからしたらかなり肩透かしをくらったかんじだろう
そんなファン達にアルバムの評価を下げられているのがとても悲しい