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毒蟲vs.溝鼠 (徳間文庫 し 27-6)

価格: ¥720
カテゴリ: 文庫
ブランド: 徳間書店
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痛快なオヤジ向けノベル ★★★★☆
作者の頭をかち割って中身を見たいと思ったのは久しぶり。「溝鼠」の最低なダークヒーローが帰ってきた!よって全編えげつないの一言。レイプ、暴行、バトルなど、もうドロドロ。実世界では絶対に体験できないとんでもない世界を追体験できる。
世間のオヤジは、こんな小説を読んでカタルシスを感じ、明日への活力を得るのだ。出張中の新幹線で読むのに最適。
駄作 ★☆☆☆☆
なんか設定が変わってない?主人公は元からハンサムだったはずだが本作では整形してハンサムになったように書いてある気がしたんだが、、、。前作は面白いが本作はただ対決と残酷描写のみにポイントが置かれストーリーがつまらない。
内容は酷いが一気に読み終えた ★★★★☆
前作(溝鼠)の続編。
前作同様かなりハードな内容であったため、今回も顔を顰めながら読み進めた。

中盤から同業であるライバル同士の戦いとなるが、この辺りの相手の腹の探り合いといった点では前作(父親との対決)の方が面白かったと思う。
しかしながら、本作品も最後まで一気に読ませるだけの内容は十分に有している。

なお、前作同様心の美しい方やグロいのが苦手な方にはお薦めできない。
グロさの面では長く記憶に残る作品となった。
滑稽 ★★★★☆
何てったって酷い。もう酷すぎるってのが感想。笑える内容は皆無だが
読んでる者は笑うしかない。
前作もかなりのモノだったが残虐さもここまで描くと滑稽に見えてしまう。

復讐屋、鷹場と変体家族の物語....前作「溝鼠」の続編。
本作は新キャラ「毒蟲」事ゲテモノ蟲を扱う「別れさせ屋」黒部が登場。
二人の外道が「ドS」「醜女」「元外科医」「球児」「自虐男」などの
変態部下を引き連れ、アメコミ「X-MEN」並みの変態能力バトルを繰り広げるのだ。

「自虐男・鉄吉」VS「ドS男 国光」の口喧嘩が笑える。
終盤は急展開で「毒蟲vs.溝鼠」と共にもっとじっくり描いて欲しかったところ。
もう取りあえずグロいの駄目な人は絶対読んでは駄目。人にオススメするのも憚れる著作。
誰にも言いたくない・・・ ★★☆☆☆
この作品を読んだ事は誰にも話さないでおこうと思う。
この著者の作品はわりと読んでいるが、これほど笑ったのは初めて。
そういう意味では、おもしろかった。変に人間の醜さに触れる作品は心の琴線に触れてしまい読後の気持ちに折り合いをつけづらい。
が、これは「キワモノコメディ」である。笑える。
そして身近に意外にいるのではないだろうか?この本に出てくる人々。
思い切り「個」をクローズアップしたところにこの作品は生まれた気がする。
ここまで活字にし販売してしまうには、思い切りが必要だったと思う。