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PAN

価格: ¥3,059
カテゴリ: CD
ブランド: イーストウエスト・ジャパン
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ブルーハーツの唯一の、《失敗作》。 ★★★☆☆
ブルーハーツの最後のアルバムにして、唯一の失敗作です。結局、メンバー間の信頼関係の崩壊が、バンドの解散と、この失敗作を生み出したのでしょう。なんとなく、聴いていると、やりきれない気持ちになる一枚です。
1995 ★★★☆☆
いきなりドラマーズ・セッションから始まる型破りなアルバムだ。ブルハの梶原、RCの新井田、J(S)Wの小林など、重量感のある顔ぶれが、互いのリズムからハミ出し、重なりながら大きな河のようなうねりを作り出す。時間を十分にかけてその流れが描かれている。続くヒロトの2は、とぼけた打ち込みリズムから、野太い8ビートへ。今回彼が起用したバンド、ヒューストンズのテーマ・ソングといったシンプルな呼びかけの歌だ。放浪詩人ラングストン・ヒューズを思い出してしまう。3は真島の曲。いきなりストリングスの美しい調べが耳を満たす。♪もどっておくれよ こぼれたサイダー♪という詞が抜群にいい。同じく真島の6、8もいい。フィル・スペクターのサウンドや効果的に12弦ギターを使うなど、プロデューサーとしての資質の開花に目を見張るものがあるが、それ以上にポップなメロディとしゃがれ声が描き出す叙情世界はますます深く澄んだものになってきた。後半の4曲は、まとめて河口純之助。プログラマーの水澤有一との共同作業で、ジョン・レノンを彷彿とさせる音楽を指向している。ラスト・アルバムらしさを表面に漂わせているのは、デモ・テープのように飾りのない13くらい。最後まで聴き通して思うのは、実は型破りではないということだ。4人がそれぞれに作った曲の差異があまりにもハッキリしている。甲本の喚起力、真島のロマン、梶原の楽天、河口のテーマ主義が、それぞれにドラム缶を叩くように"PAN"と鳴り響く。そのガーンという音が次第に遠のいていく。素晴らしいバンドの解散は、そのまま4つの大きな個性の主張だったのだ。
ソロ作品集 ★★★★☆
ヒロトの「ヒューストンブルース」は、
ヒロトが持ってるヒリヒリした部分が全開で、
たまらなくかっこいい。
同時に、河ちゃんの宗教全肯定に対抗するかのような、
宗教全否定の歌詞内容が、ブルーハーツ解散の理由を
説明してくれる。

マーシーの曲はどれもラブソングだが、
ヒロト、もしくはブルーハーツという存在に対して
歌われているようにも受け取れる。
これはこのアルバムの少し前に発表されたマーシーの
ソロアルバム「人にはそれぞれ事情がある」に収録された
「空席」という曲にも通じる世界で、
「空席」を聴いて感じた「イヤな予感」は、その後の
解散発表と今作を経て、的中してしまった。

そんな流れを踏まえて聴いてほしいです。
バンドにこだわらずに聴けばなかなか ★★★☆☆
ブルーハーツが好きな人でこの作品を誉めている人に会ったことが
ないのだが、それは4人で演奏してこそのブルーハーツというファン心理
によるものなんじゃなかろうか。
曲単体で聴くとさすがヒロトマーシー。
ヒロトの曲は芯からの強さと、自由を求める気持ちに溢れているし
マーシーの曲はこれまでにないくらいセンチメンタル。個人的には
ソロアルバムの曲よりも好きかも。
今までいた場所や状況から旅立とうとしている人におすすめのアルバム。
ホワイトアルバムとGET BACK ★★★☆☆
このアルバムをビートルズの『ホワイトアルバム』に例えるなら、
3曲目の「もどっておくれよ」は、やはりビートルズの「GET BACK」に相当するのかもしれない。
あの時のポールと同じ想いを、マーシーは歌ったのかもしれない。
しかし“こぼれたサイダー”は二度と戻らなかった。

アルバムとしてはメンバー個人の曲をそれぞれ寄せ集めただけで、
もはやブルーハーツのアルバムとは言えない。

しかしその個々の曲は、それはそれでわりとイイ曲で
M3、M6、M7、M8などは個人的に僕は好きです。
特にマーシーは、ソロでの1stや2ndアルバムに入っていても
違和感がないようなマーシーらしい曲を入れてます。

河ちゃんの曲もわりとキャッチーで良いのですが、
曲や歌詞の裏側に見え隠れする事情を考慮すると
あまり好きにはなれません。

というわけで、これはブルーハーツ・マニア向けです。
初心者は手をだすべきではありません。
まずは初期のアルバムをおすすめします。