これはないでしょ
★★☆☆☆
好きな漫画でした。
飲食業界で働いた経験はないものの、関心がある人間として、
またひとつのことに情熱を注ぐ若者が成長していくストーリーが
大好きでした。
過去形で語ってしまうのは、やはり本巻最後の出来事があまりにも
唐突でご都合主義に思えたから。刊行元の事情があるというのは、
先行レビューを読んで初めて知りましたが、それを知るとさらに、
そういった背後の事情で、登場人物を動かす所業に、作者が
思い入れなくストーリーを決めているのに、どうして読者がそれに
ついていけるだろうかと思い、ほとほと嫌気がさしました。
本当に惜しい・・が、次に期待。
★★☆☆☆
刊行元の都合なのか、バッカナーレ2号店という新天地で挑む伴を待ち受ける舞台は「バンビーノSECOND」として、新連載。そのために構成を整理するためか、「あの」別れまで・・。
香取が親の工場難を救うべく、自ら店を去った際は2〜3巻ほどその背景を描いていたので、主要キャラとはいえ、その別れには納得がいきましたが・・。第2部のためにこの1巻で色々片づけるには無理がある。また各巻に見られる伴の成長ぶりが最終巻で失速・・。
パスタ場チーフという立場になったため、これまで以上の成長ぶりが見られるか不安。
しかし、上司と部下の関係、2号店の経営、○○○しゃんとの絡みなど気になる点はまだまだある。とりあえず新刊を期待させてもらう。
ただ1つ気になる点は昨今の不景気を作品の背景としているが、それを理由に工場を建て直せなくなって香取が出戻りになるなんて展開は絶対やめてほしい。そんな香取は見たくない。
ファッキュー!
★☆☆☆☆
料理の描写ほとんどなし。
必要とは思えない強引なキャラ、強引かつ不快でジャンルに合わない展開。
唐突な区切り。とにかくとあるキャラクターにふりかかる、とある展開が胸糞悪い。
アホでしょ。料理漫画で何でそれが必要なのかと。
14巻までそこそこ楽しく読んでたけど、15巻にはガッカリ。
そもそもNY編辺りから変な空気だったけど。
読者無視のファッキューな展開に萎えた。
第2部はどうなる?
★★★☆☆
主人公の暑苦しいばかりの情熱が描かれていたのが、
面白かったマンガですが、今巻には、その情熱が
描かれていません。
今巻に描かれているのは、ご都合主義的な人間関係整理
ストーリーです。
主人公の新たな旅立ちを演出するために女性キャラを
使い、ある女性キャラを第2部で使うために、余計な
キャラを。。。。
正直、登場人物に対するこういう扱い方は気に入りません。
がっかりです。
ただ、NY編までは面白かったので、再出発に期待したいです。
決意と別れ・・・第1部最終巻、私も別れます
★★☆☆☆
裏表紙に「決意と別れ・・・衝撃の第1部最終巻」とあります。
エリとの別れだけではありませんでした。
あれ、この作品の主人公って●●●しゃんだっけ・・・?
さほど必然性もないままに、あの手法による別れ・転換点を使う作品は嫌いです。
そのことに対する作者・編集者の意識を問いたいものです。
それなりにアツい作品であり、個人的にはドルチェ編は幾度も読み返すほど好きでした。
米国修行編から「?」だったのですが、私も「別れ」ようと思います。
第2部に対して、何の期待もできなくなりました。