インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

Leapin & Lopin

価格: ¥1,166
カテゴリ: CD
ブランド: Blue Note Records
Amazon.co.jpで確認
憂愁を帯びた中にも優美さを湛えた名演 ★★★★★
二曲目のことだ。そのほかのセッションはチャーリー・ラウズがテナーを吹いてるが、これだけアイク・ケベックが吹いてる。感動的。
さて、この一枚はソニー・クラークの最後のリーダー作になる。クラークというピアニストの印象は人によって大きく異なる気がする。
人によっては地味だと。人によっては楽しさ満点だと。ても僕はいつ聴いても天才だとしか思えない。そう天才。
天才的や、天才型と、天才は違う気がしてならない。天才講座みたいになっちゃってるけど。。例えば、オスカー・ピーターソンや
ビル・エヴァンスやバド・パウエルやおまけのキース・ジャレットさえ天才とは思えない。自分のやり方を強調する人間は天才じゃない。
一見バド・パウエルなんか、もっとも天才らしく映る。でも天才じゃなく完成なんだよなあ。基礎の反復から生まれた美学。
僕が思う天才ってのは、その基礎を無視しても人を感動させられる人間のことを言う。1+1を6にでも10にでもできる人間。
その勝手な持論に当て嵌めると、まさに飛んだり跳ねたりしながらどこからでも聴かせられるクラークのタッチこそ、真に自由な、
我や芸をこえたセンス。天才の発露に思えてしかたない。そう思っちゃうとさ、とりもなおさず今みたいな整備された世の中だと
前者の似非バドみたいな完成形は山ほどいるし、続々出てもくる。でも後者みたいな天才は出てくるどころか、存在さえ許されてない
気がして個人的にはどうにもしょうがなくなっちゃうね。まあだからってそれに良否なんてつけれる由もなし、浮世はいつだって
多数決だ。
と、大きくズレた気がするが、話を戻して、二曲目は素晴らしい。結局、一見地味に思える天才ピアニストと、こちらも演奏者としては
地味だがジャズの何たるかを知っているケベックの二人だったからこそ異色のバラッドになったんだ。あくまで直情的に感情を揺さぶる
けど、それでいてどこか遠くへ現実離れした美しさ。。全曲聴かせる秀作だけど、二曲目の為に手に入れてもきっと後悔しないでしょう。
これはアメリカンミュージック ★★★★★
ジャズは専門ですとか恥ずかしくて言えないけど。これ良いから買えと思って。何かを決意させようとするsomething specialからはじまって。それでもゆったり聞けるし。
"Deep In A Dream"が忘れられない ★★★★☆
31歳という若さで他界したジャズピアニスト、ソニー・クラーク最後のアルバム。ブルーノートから"Dial S For Sonny"でデビューしてから早くも5作目となる。オンタイムではあの"Cool Struttin'"に続くリリース。タイトルの「飛んだり跳ねたり」に反し、ジャケット写真からして、「死」の不吉なムードがひたひたと忍び寄ってくる。でも中身の音はそんなに暗くはない。より渋さを増したクラーク節が聴ける好盤だ。
Sonny Clark(p), Charly Rouse, Ike Qubeck(ts), Tommy Turrentine(tp), Butch Warren(b), Billy Higgins(ds)による二つのセッションから成る。全盛期の頃と比べると、気のせいか(ジャケットのせいか)、どことなく翳りを感じてしまうサウンドだ。だけどそこがソニーの魅力でもあるのでOKだ。ジャズ的にはマイナス要素になってはいない。クール・ストラッティンやソニー・クラーク・トリオの頃の勢いはないが、ルーズでブルージーなピアノに浸りたい人には向いているだろう。
テナーのチャリーラウズはセロニアス・モンクのバックで長く演った人で、可もなく不可もないプレーヤー。ここでも特筆するところはないが、ソニーのメローなピアノにマッチするマイルドなプレイぶりが良い。1曲だけ"Deep In A Dream"で参加したトラのケベックが、叙情溢れる素晴らしいプレイでソニーを盛り立てている。スタンリー・タレンタインの兄がトミー。クリフォード・ブラウン、ドナルド・バード系のトランペットを吹く人で、発止としたハードブロウイングが良いアクセントなっている。
ソニー・クラークの代表作とは成りえないだろうが、彼の哀愁溢れる曲調やピアノがお好きな方には是非お勧めしたい。きっと気に入ってもらえるはず。
"Deep In A Dream"が忘れられない ★★★★☆
31歳という若さで他界したジャズピアニスト、ソニー・クラーク最後のアルバム。ブルーノートから"Dial S For Sonny"でデビューしてから早くも5作目となる。オンタイムではあの"Cool Struttin'"に続くリリース。タイトルの「飛んだり跳ねたり」に反し、ジャケット写真からして、「死」の不吉なムードがひたひたと忍び寄ってくる。でも中身の音はそんなに暗くはない。より渋さを増したクラーク節が聴ける好盤だ。
Sonny Clark(p), Charly Rouse, Ike Qubeck(ts), Tommy Turrentine(tp), Butch Warren(b), Billy Higgins(ds)による二つのセッションから成る。全盛期の頃と比べると、気のせいか(ジャケットのせいか)、どことなく翳りを感じてしまうサウンドだ。だけどそこがソニーの魅力でもあるのでOKだ。ジャズ的にはマイナス要素になってはいない。クール・ストラッティンやソニー・クラーク・トリオの頃の勢いはないが、ルーズでブルージーなピアノに浸りたい人には向いているだろう。
テナーのチャリーラウズはセロニアス・モンクのバックで長く演った人で、可もなく不可もないプレーヤー。ここでも特筆するところはないが、ソニーのメローなピアノにマッチするマイルドなプレイぶりが良い。1曲だけ"Deep In A Dream"で参加したトラのケベックが、叙情溢れる素晴らしいプレイでソニーを盛り立てている。スタンリー・タレンタインの兄がトミー。クリフォード・ブラウン、ドナルド・バード系のトランペットを吹く人で、発止としたハードブロウイングが良いアクセントなっている。
ソニー・クラークの代表作とは成りえないだろうが、彼の哀愁溢れる曲調やピアノがお好きな方には是非お勧めしたい。きっと気に入ってもらえるはず。
不思議に魅力があります ★★★★★
 「飛んだり跳ねたり」というタイトルの1961年 Sonny Clark(p) 最後のリーダー作は、謙虚ながらとても味のあるハードバップ。各トラックを聴くというよりアルバム全体にリラックスした趣味のいい雰囲気。
 Tommy Turrentine(tp)、Charlie Rouse(ts)、Butch Warren(b)、Billy Higgins(ds)というクレジットで Sonny Clark の音楽性が伸びていると思います。
 1958年 Ornette Coleman デビュー作「Something Else!!!!」や「The Shape of Jazz to Come」でドラムを叩いていながら、ドラッグでキャバレー・カードを没収されてグラブに出れなくなってしまった Billy Higgins。結局Ornette オリジナル・カルテットを離れ、ブルーノートレーベルのハウス・ドラマーとして Jackie McLean「A Fickle Sonance」に続く3週間後のセッションがこの吹き込み。そのバネの効いたドラムがこのアルバムをさらに印象深くしてます。
 前年にタイムレーベルから初リーダー作を出したばかりの Tommy Turrentine も持ち味を生かす好演。「Deep In Dream」だけテナーが Ike Quebec に替わります。1曲を除いて全てを提供している Sonny Clark の旋律・曲づくりが相変わらず冴えていますね。