初版2005年ですが、写真がかなり昭和チックです。
なので見て楽しんだりすることは期待しない方がいいですね。

ただ、レシピに関しては種類が多く
生薬系を主に扱っているのでその辺は◎です。
消毒用エタノールで抽出してそのまま混ぜるレシピなので
チンキの作り方という扱いではありません。

乳液のレシピも載っていますが
乳化剤を使わずに、オイルを混ぜるだけなので
振って使うものしかないのが残念でした。

全体的にコスメというよりは民間療法なイメージなので
これを見て作りたくなるか？と言えば微妙ですが
レシピ開拓にはいい…のかな？？
ネットのレシピで事足りるような気もしますけどね。

　とにかく、化粧水を作ろうと思ったら、この本よりレシピが多いものは
ないでしょう。
　ただ、すべて煮沸過程を省いていることと、有効成分の添加アドバイスが
ないので、もう少し丁寧に書いてあってもいいかな？と思いました。

　レシピについては、よくそこまで思いつくなぁ。と思うようなアイデア
化粧水もあり、感心します。

　慣れてきた私は、このアイデアをもらって、オリジナル化粧水へ移行しています。
最近、他に試したい化粧水がなくって。。という通な人にはお勧め。

脂性肌の私がなぜか半年ほど前からカサカサパサパサの乾燥肌に。
いろいろ市販の化粧品を試してもまったく良くならないため年齢的なものなのかとあきらめかけていた時この本に出会い試してみる事にしました。いくつもある化粧水のレシピの中からハトムギ化粧水を作り、つけたとたんに乾燥肌が治ってしまったのです。クリームやオイルをギトギトに塗っても翌朝にはカサカサになっていた肌が今ではハトムギ化粧水のみでモチモチ肌に。肌につけるものなので人により合う合わないはあるでしょうが作り方も意外と簡単だし私にはぴったりでした。次はリンスを作ってみようと思います。