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完四郎広目手控 (集英社文庫)

価格: ¥650
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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浮世絵がいい! ★★★☆☆
はなしもおもしろいけど、なんったって挿絵に使われている浮世絵が良い!!
さすがは浮世絵の大家!センスがいいですなぁ。
お江戸の姿 ★★★★☆
江戸の末期の姿が生き生きと描かれているように思う。あっという間に読むことが出来る割に、一つ一つが際だつ個性がある。このシリーズは凄い。出会うことが出来て満足できるシリーズだと思う。
殺人はいらないね♪ ★★★★☆
旗本で滅法剣術の強い完四郎だけれど、広目やさんの居候をしながら、ちょいとした事件を解決してゆく〜という、広告代理店とスポーツ新聞と私立探偵のごった煮みたいな時代物です(*^.^*) 仲間のみんながゼニゼニと騒ぐわりには、いつもかっよく引き際を心得ている仲間達、文章、絵、企画とかにそれぞれが天才的なのも読んでいて胸がすきます。挿絵の広重が、と〜〜っても趣をプラスしていました。
痛快 ★★★★☆
黒船来航の直後の江戸時代を舞台とした連続短編集。
ありとあらゆる噂、情報を得て、それらをうまく活用する(瓦版で書き立てて人心を煽り世論を動かすなど・・)広目屋「藤岡屋由蔵」。「藤由は人の噂で飯を食い」と川柳で読まれたほどの情報通、由蔵のとっつぁんが営んでいる店だ。そこに寄宿しているのが、めっぽう腕の立つ浪人、香冶完四郎。父はれっきとしたお旗本、また伯父は奥祐筆の組頭を勤めるという、素晴らしい家柄ながら、「親と俺は別」と嘯きながら、ぐうたらな居候生活を続け、武士を捨てると豪語する。ところが、彼、明晰な頭脳をそのぐうたらな顔の裏に隠している。またそこに絡んでくるのが、いつも黒紋付をまとっているおかしな男、戯作者仮名垣魯文、不思議な力を持った少女お映。彼らが組んで、不思議な事件、噂の裏をとき、また人々を救う。
どれも、ちょっと不思議な事件という触れ込みの情報や噂を得た完四郎が、冷静に分析し、そのからくりを見抜くというものばかりで、面白い探偵ものになっている。
歴史上の有名人もところどころに登場し飽きさせない。
最後2篇はお江戸を襲った地震絡みの事件で、他の話とはちょっと趣が異なる。