インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

あんにょん由美香 [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: 紀伊國屋書店
Amazon.co.jpで確認
色んな見方が出来るドキュメンタリー ★★★☆☆
『若くして亡くなったAV女優の林由美香が、韓国製の謎のAV作品に出演していた』という所から、彼女の幻影を追い求めてドキュメンタリーはスタートするのだが、なんとも不思議な空気感を漂わせている作品だ。

見方によっては、シュールとも受け取れるし、喪失の物語とも受け取れる。冷静になって見ると「ちょっと気持ち悪いな」と思ってしまう部分もある。

彼女と深い親交のあった関係者たちは、未だに彼女を喪失したことに対して傷をおっている。下手すれば、人の心の中に土足で踏み込んでしまいかねない重い題材だが、松江監督が林由美香の軌跡を辿る理由や熱意がいまいち伝わり辛く、この題材のリスクを扱う重みをあまり理解していないように感じた。

そもそも何故、韓国のAV作品に出演したことにそんなに拘るのか、出演している韓国のAV男優が日本語を使っていることに拘るのかがよくわからなかった。

このAV作品の、カットされていたラストシーンにあった「誰も彼女を所有することはできない」というセリフが、奇跡的に林由美香自身のことを指していたという結論で締め括られるが、松江監督自身の「林由美香は何だったのか」という結論をもっと知りたかった。

もし林由美香がこの作品を見たら、「松江君、まだまだね」と言っていただろう。

それでも不思議と見入ってしまったことと、鑑賞後に感想を言いたくなったこと、劇中に使われている豊田道倫と川本真琴の音楽がやけに良かったので星3つです。
まだまだです。 ★☆☆☆☆
意外と評価が高くて驚きです。
これは故人を金儲けに使った映画です。
「林由美香はなぜ韓国のAVに出演したのか」
そんなことどうでも良くないですか?
答えは「韓国のAV制作会社からオファーがきたから」で済む話です。
わざわざ韓国まで飛んで続きを撮影するって筋がおかしいですよ。
取材にしても、もっと体当たりにやって欲しかったです。
林由美香と関わりがあった人たちから思い出話を聞いているだけじゃないですか?
こんな適当な作品を作った松江監督は林由美香をたいして好きではなかったんでしょう。
誰にでもいる思い出の女優 ★★★☆☆
誰しも夢中になったアイドルやAV女優のひとりやふたりはいるだろう。

この作品みたいに死後も作品が作られる女優さんが今どれだけいるだろうか。それだけ一緒に仕事をした人に強く記憶される人だったのだろう。

女優さん本人にとってもとても幸せなのではないだろうか。淋しいけど温かみも感じられる作品でした。


主題の女優さんのことを知らずに見た口の人間なので相対的に引き目で観賞。思い入れなくても「誰ゆみか?」な人も見れる作品なのでご安心を。

なんとなく漠然と自分の人生に不全感や欲求不満に振り回されてる人にこそオススメ。
思い出の中に生きる人 ★★★★☆
林由美香を知らない人、ポルノ映画に興味の無い人、
またそういうもの作りの世界に生きる住人達に興味の無い人、
そういった人達にはこの監督の熱さは伝わらないかも。

でもその方が、この作品の本当の価値を見出せるのかも。

素敵な人達…ではない、普通の、むしろ少し駄目なタイプの大人達が
沢山出てきて林由美香という女性との思い出や自身のことなどを語ります。
そして、そうした人達の思い出の中に林由美香がきっちりと生きている。

実在としての林由美香は当然でてきませんが、林由美香がより鮮明な姿で
存在しているように思える不思議な映画でした。

死は自己の死だけでは完結しないという、そうした視点が優しい。
前向きな気持ちにさせる感動ドキュメンタリー ★★★★★
ここ数年では、私の中では一番の作品です。

各種の映画賞受賞でも分かるとおり、本当に『ラストにはちょっと目頭が熱くなりつつも、爽やかで後味の良いドキュメンタリー映画』でしょう。

明日もがんばろう!という気持ちになりますね。

林由美香やピンク映画を知らない人も、間違いなく楽しめます。