エセゲージツ映画
★☆☆☆☆
昔のロマンポルノみたいなゲージツヅラした映画。ピンク映画の誇りを放棄した自主映画。ロクなもんじゃないね。由美香ちゃんは池島さんと組んだときが一番よかった。ブラックだの平野だのに遊ばれて素人臭くなっちゃった。これが由美香ちゃんの代表作だなんてとんでもない。
70年代の匂い
★★★★★
役者(主役)の芝居に比重のかかった映画です。というのは説明はありませんでしたが、主人公の女性はセリフが最後までありません。口が聞けないのか、聞かないだけなのか、しぐさやゼスチャーで表現しているのが、可愛く悲しく感情を揺さぶります。
やや低級な部分があるが、結構うまくまとめてある
★★★★☆
林由実香は元来AVの人である。このようなピンク映画にも出ているわけだが、表情だけで語る役をそれなりにうまくこなしている。30分過ぎたあたりで結末の予測がついてしまうのだが、それは、主人公のやや偏執的な妄想を、部屋に飾ってあるボーリングのボールにしゃべらせたりする低級な仕掛けで表現するセンスのなさ故である。あのあたりは、もうすこし微妙にやらなくてはならないだろう。からみのシーンは、格別AV的ではない。林も絶叫せず、より映画的だ。この作品では、性や生が「食べる」という行為と等値に扱われており、「弁当」は愛情のメタフォアーとして使われている。それ故、幕切れの林由実香の台詞は象徴的だ。ま、結構楽しんだ。
いちおうR-18指定なんですが。
★★★★☆
店頭ではふつうのビデオコーナーに陳列されています。いまおかしんじ監督作品ということで?最初から意味のないセックス、セックス・・の65分。主演の両女優もとっても可愛くて。映画祭出品、とジャケットでうたっていますが「芸術性」は別に感じなくてふつうに面白いエロ映画だと思うんですが。映像特典の監督・出演者舞台挨拶も面白い。