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The Rules of Attraction (Contemporary American Fiction)

価格: ¥1,251
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Penguin (Non-Classics)
Amazon.co.jpで確認
意識の流れ・モノローグ・一人称の語り ★★★☆☆
 気のせいかもしれないけれど、初めてヌーベルバーグ映画を観たときの印象がよみがえった。町山智浩さん(名著『〈映画の見方〉がわかる本』の著者)が書いた解説によると、この作品には、ジェームズ・ジョイスの「意識の流れ」とドストエフスキー(『地下生活者の手記』)の延々と続くモノローグとヘミングウェイの一人称の語りという、三つの文学的伝統が脈打っているという。まことに鮮やかな分析で、この比類ない言語体験をもたらしてくれる作品世界の質を見事に言い当てている。ただ、やや読み急いだため、その世界にじゅうぶん浸りきることができなかった。(読む時と心身状態を得ていたならば、きっと忘れ難い作品になっただろうと思う。)
触れたことのない世界 ★★★☆☆
アメリカの大学生の生活ぶりがわかるような話です。
芸術大学なだけあって?個性豊かな人達ばかり出てきます。
パーティーばっかりしていて、たばこばっかり吸ってるイメージも強いですが
皆色々な悩みを持っていてどの国の学生も同じなんだな~と思いました。
でも、全体的に暗く霧がかかったような重い作品だと思います。

色んな人の視点から書かれている事もあり、少し読みにくく思えました。
映像で観た方が楽しめそうです。
ショーンがラブレターを受け取り、どんどん女の子を意識し始めるところが好きです。

なんだこいつら ★★★☆☆
日本人の学生も世界中で「日本の大学って勉強しなくっていいらしい」って見られてるとこもあるらしいけど、なんじゃこりゃ。アメリカの大学生活ってこんなんなのか?なんでもアリやんか。特にこれといったストーリーもなく、ダランダランと欲望の溺れていく様が描かれて、逆にそれがリアルでいいのかも。ただ目的もなくやりたいことだけをやるっていう、僕ら現代人の姿だぜ。いいや、往生しなっせ!
ロックンロール… ★★★★☆
同じ作者の「アメリカン・サイコ」も読んでいたので、「ルールズ・オブ・アトラクション」の主人公の一人のショーンって男が
「アメリカン・サイコ」の主人公エリートビジネスマン兼連続殺人鬼のパトリック・ベイトマンの弟?と気がついて大笑いしてしまった。

兄弟揃って狂っている! 

「アメリカン・サイコ」の中で、兄パトリックが描写する弟ショーンは、ハンサムでハードボディの女を難なく手に入れて
流行の最先端を斜に構えて進んでいく大金持ちのごくつぶしととして数ページだけ登場していました。

今作「ルールズ・オブ・アトラクション」では、ショーンやその友達のリッチで退廃的でセックスとドラッグに明け暮れる大学生活が描かれています。

作者の書くストーリーの登場人物は、快楽主義であったり無感動であったり性差別的であったりと共感できる設定にはされていませんし、

残酷な描写もありますが、どこか孤独な心理が描かれているように感じます。
アメリカの80年代はレーガン政権下の物質主義というように記憶されているようですが、77年生まれの私はこの小説でそれが感じられました。
ストーリーの中でいかにも80年代のバンドがいくつか出てきてなかなか面白かったです。

映画化されているそうなので是非観たいと思いました。

かっこよかった。 ★★★★☆
自分には絶対にできないような生活が描かれていた。
ちょっとマニアックでわからない部分もあったけど、楽しかった。
みんないろんなことを考えて生きているんだなって思った。
主人公たちがまるで生きている本物の人間みたいに思えてきたところもすごかった。